今日最新作『Saviors』が発売のグリーン・デイ。
1)なんとNYの地下鉄でサプライズライブを行った。その映像がTVで放送され、公開された。
彼らが、バスキングを行ったのは1月16日。映像や画像はバンドも含め先に公開されていた。
ライブ映像は、今日TV番組”The Tonight Show Starring Jimmy Fallon”の中で放送された。
この駅は番組の収録が行われるNBCのビルがあるロックフェラーセンター駅。つまりマンハッタンのど真ん中だ。
2)その他、グリーン・デイの最新情報をいくつかご紹介。
まず、夏のスタジアムツアーでは『ドゥーキー』と『アメリカン・イディオット』を全曲演奏すると発表。
グリーン・デイは新作のプロモーションで色々な番組に出演しているけど、先日出演した“Howard Stern Show”の中で、今回のツアーでは、「『ドゥーキー』30周年で、『アメリカン・イディオット』20周年なので両アルバム全曲をパフォーマンスする」と言ったのだ。驚き。両アルバム合わせて1時間40分くらいある。もちろん新作のツアーでもあるわけだから新曲も合わせてやるはずだし、みんなが聴きたいヒット曲もやるはずだし。どんなに長いライブになるんだろう?!
そもそもこのスタジアムツアーは、スマッシング・パンプキンズとランシド、ザ・リンダ・リンダズも出演のミニフェスかという超豪華ラインナップだ。昼ごろから始まるのかもしれない。
このラインナップは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがストロークスなどと行ったスタジアムツアーも思い出すし、内容は、テイラー・スウィフトがキャリア全作演奏、ビヨンセが圧倒的クオリティで3時間演奏のスタジアムツアーを大成功させたことも思い出す。彼女たちの成功で、スタジアムツアーのハードルが高くなったのかもしれない。
番組の中で、その他いくつか面白いことが披露された。
A.ビリー・ジョーがなんと5歳に時、初めて作った曲が披露。タイトルが“Look For Love”=「愛を探して」というのが切なくて最高。
B.エディ・ヴァン・ヘイレンに初めて会った時の感動的な思い出も披露。
カンザスシティのバックステージで会ったそうなのだが、エディはビリー・ジョーに話しかけながらギターを弾いていたそう。ビリー・ジョーが、エディの手の大きさに驚いて握ったら、エディがその手をビリー・ジョーの首の後ろに置いて、なんと目から涙をこぼして泣き出したというのだ。「俺を理解してくれるのは君だけだ」と。それで彼はどうしていいか分からず、自分にとってミュージシャンとして、ソングライターとしてどれだけ彼が重要かを語ったそう。すると、「みんなは俺の弾き方をエイリアンのように言うけど」と。そこでビリー・ジョーが「大事なのは曲なんですよね」と言ったら「その通り、その通り」と言ったそうだ。
C.新作から”Dilemma”を披露。
3)キャパ1100人の会場でライブ
NYではキャパ1100人のアービングプラザでもライブ。
4)ポッドキャストにも出演
ビリー・ジョー・アームストロングは“WTF”ポッドキャストにも出演。家族についてや、最近10歳の頃からずっと弾いてみたかった”Crazy Train”のランディ・ローズのギターソロを51歳になって初めてYouTubeを見ながら練習した話しなどしていた。
夏のスタジアムツアーはヨーロッパから開始する。どんなセットリストになるのか、楽しみに待ちたい!
グリーン・デイの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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