オーウェン・パレットの２日後、１月20日に観たシャルロット・ゲンズブール。
彼女はこれまでソロでしっかりライブをしたくことがなくて、NYでのライブがなんとデビュー！38歳になって初とはかなり緊張したはずだけど、NYでは3日間ソールドアウト！どの回も絶賛だった。
私がチケットを持っていたのは最終日だったのだけど、ななななななんと急遽すごいライブと重なり掛け持ちに。
頭3曲しか観られなかった。断腸の思いで去ったが、しかしその3曲だけでも堪能。なにしろバンドはベックが揃えたのだ。初めてにして世界でも最高のクオリティのバンドと共演。失敗しようもないが、その鉄壁のサポートに守られてその世界観をしっかりと背負っていた。私の後ろにいたお姉さんは、「彼女の声が全然聴こえないんだけど！聴こえる？ねえみんな聴こえる？」と大騒ぎしていたけど、みんなに完璧無視されていた。残念ながらベックは来なかったけど、恐らくコーチェラには出るだろう。


それを裏付ける今日LAのラジオ局で放送されたベックとの超貴重共演ライブ映像が公開に！！！これは必見。http://www.kcrw.com/music/programs/mb/mb100127charlotte_gainsbourg


そう言えば、本誌でインタビューした時に、ベックにプロデュースを依頼する前は、レディオヘッドにお願いしたと言っていた。断られたそうだけど……。か細いながら、瀬戸際に立つと度胸あり。さすが『なまいきシャルロット』だ。最新作の『IRM』はアメリカで今週発売され絶賛されている。