誰も脱いでなくてすいません。SPIN最新号表紙

誰も脱いでなくてすいません。SPIN最新号表紙

SPIN最新号の表紙は、復活サウンドガーデン。巻頭記事の内容が少し紹介されているのですが、ちょっと読んだだけでも気分はすっかりグランジです。
http://www.spin.com/articles/soundgarden-alive-superunknown?page=0%2C1


そもそも始まりが、「ひとりはホームレス、ひとりは一日中寝ていて、ひとりはパール・ジャムで、ひとりはクリス・コーネル」、なので。


ホームレスだというのは本当で、ベースのベン・シェパードが、記事によると、スタジオのカウチか友達の家に居候なのだそう。サウンドガーデンが解散した後、自分のもうひとつのバンドも解散、婚約者には婚約を破棄され、しかも、あばら骨を3本折ったのだそう。それで、鎮痛剤などを飲んでいるうちにドラッグにはまり、金銭的にも破産して、いつの間にか「ロックのクリシェになっていた」と。


また、ギターのキム・セイルは、色々なバンドからアルバムに参加して欲しいというオファーは受けたのだけど、そういう責任を負うのをなるべく避けていたのだと。「何しろ太陽すら避けていたんだから。朝起きて真っ暗だと、まるで自由になったようで嬉しかった」と。


解散から13年。ふたりにとっては、そろそろ動き出さなくてはいけないという時期にきていたのかもです。


マット・キャメロンは現在パール・ジャムのメンバーでもあるので、パール・ジャムの活動を重視しながら、なんとかサウンドガーデンの時間を作っているのだということです。内心ちょっとホッとしています。すいません。


クリス・コーネルは、バンドに関する誤解を解消したいらしく、解散したからってバンドの仲がずっと悪かったわけじゃないんだ、と主張しています。
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