『THE DARK BLACK GROOVE』というアルバムタイトルどおり、ダークでブラックな今のWHITE
ASHも全開だったけれど、そこにちゃんと彼らが今までやってきたことも織り込まれて、完全体みたいなライヴだった。何物にも染まらない、でもしなやかで艶やかな黒。
「シーン」とか「流行り」とかそういう軸たけで見ると、WHITE
ASHはポツンとひとつだけ離れた座標にいるように見える。でも違う。彼らがやっていることはものすごくシンプルだ。ロックをロックとして信じて、そこにまっしぐらに向かうこと。それだけ。それを支えているのは「かっこいいものはかっこいい」という揺るぎない信念であり、「ロックはすごいものだ」という絶対的な希望と信頼だ。
その信念と希望と信頼を軸として見ると、WHITE
ASHの物語はとても誠実でブレのないものであることが分かる。山さんがMCで言っていたけど、ここスタジオコーストは昔メンバーどうしでアークティック・モンキーズを観に来たハコ。夢中でアークティックのコピーをしていた当時から、自分の中の「かっこいい」を貫き通してここまで来たWHITE
ASHこそがかっこいいし、のび太はとんでもなくタフなアーティストだ。
素晴らしかった！
あ、来場者に配布する未発表曲のCD、もらい忘れた！
そしてWHITE ASH、5/5にはJAPAN JAM BEACH 2015に出演！
初めてのJAPAN JAM、燃えていました。お楽しみに！！
http://japanjam.jp/2015/
