・the telephonesは少なからず日本の音楽シーンを面白くしたと思います。
・いい音楽は「いい」んです。みんな自分の好きな音楽というのを、なるべく自分の意思で決めてくれたら……かっこいいと思うよ。
・ニューレイブとか言われたけど、僕たちはロックバンドです。
・僕たち音楽は続けます、これからも4人、よろしくお願いします!
アンコールで石毛が語った言葉だ。本当にいつも通りのライヴ、というかむしろいつも以上に肩の力の抜けたライヴだったけど、この言葉を聴いて、なんで彼らが活動を休止するのか、そしてなんでそのラストライヴがこういうイベントになったのか、その理由がはっきりとわかった。
今日出たバンドは音楽性の面ではどれひとつとして似ていない。そのバラバラなバンドたちが、テレフォンズと「DISCO」の名のもとに集った。それこそがテレフォンズが目指してきたものだったのだと思う。テレフォンズはこうして10年をかけてひとつの「シーン」を作った。じゃあこれからは? そのヒントが、今日のイベントにはたくさんあった。
とりあえずはテレフォンズ、おつかれさまでした。あんたらやっぱり最高のバンドだ。
テレフォンズのLast Partyが見せてくれたもの
2015.11.03 21:10