パノラマパナマタウン、アウトストアライヴできらりと光る

パノラマパナマタウン、アウトストアライヴできらりと光る
RO69JACK 2015優勝のパノラマパナマタウン、愛はズボーンとの合同アウトストアイベントで、久々に観た。

ステージに現れた瞬間の佇まいから、これはヤバいと感じさせる、そんなバンドはそうそうないけど、こいつらはそうだ。
とくにフロントマンの岩渕想太。ヒョロヒョロした体躯が、ステージライトを浴びてマイクの前に立つとあっという間にロックスターの色気を帯びる。客がいるとかいないとか(いたけど)、売れるとか売れないとか(売れると思うけど)はその才能にあんまり関係がない。だからすごい。

ロックもファンクもヒップホップもメタルも、あとなんだ、たとえばダンスミュージックとか、とにかくあらゆる音楽を好き放題食い散らかして出てきたものに岩渕というフィルターをかけるとキレッキレのロックンロールに変わる。不思議。

そのぶんMCになったときの普通のあんちゃんぶりとのギャップがおかしかった。でもそのマジカルな感じがいいのかもな。

というわけでライヴ終了後の4人。
神戸から愛をこめて放たれた初の全国流通盤『SHINKAICHI』、まだ聴いてない人は聴いて、そんで惚れてください。
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