BRAHMAN、20周年「尽未来祭」2日目、巨大な愛に溺れそう

BRAHMAN、20周年「尽未来祭」2日目、巨大な愛に溺れそう

個人的に、この2日目の方がどんな1日になるのか予想し難かったのだけれど、蓋を開けてみればひたすら、愛と信頼だった。BRAHMANに寄せられる愛は、丸裸の信頼に裏付けられているので、こういう機会となれば愛の姿形がクッキリと浮かび上がる。

オープニングアクトのJOHNSONS MOTORCAR、HEY-SMITH、SiM、エレファントカシマシ、ACIDMAN、ストレイテナー、THE BACK HORN、MAN WITH A MISSION、10-FEET、the HIATUS。ロックの怪物たちの咆哮が、みんないつもより嬉しそうに轟いている気がした。

BRAHMANは”初期衝動”を叩きつけると、TOSHI-LOWが「お祝いされるのは俺たち、BRAHMANはじめます!」と名乗りを上げ、"THE ONLY WAY"に飛び込んでいった。セットリストは予想がついていたのに、"其限"と"鼎の問"の連打に震えた。今日は"霹靂"の前にMCがあり、感動してちょっと恥ずかしいぐらい涙が出て来てしまった。

細美武士は、BRAHMANがタテにもヨコにも人を繋げてくれる、と語っていた。まさにそういう役割を、BRAHMANが引き受けるためのイベントでもあったと思う。だからこそ、誰も彼もが心の底から全力で、BRAHMANの20周年を祝福したのだ。詳しくはライヴレポートに書きます。それにしても、TAKUMAのモノマネは秀逸だった。(小池宏和)
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