セカンド・アルバム『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』（何度でも突っ込むけど長っっ！）の2月リリースを控え、来日を果たしたThe 1975にインタヴューしてきました！

インタヴューのテーマはもちろん新作について。全17曲収録のこのアルバムは、彼らいわく「時間も労力もそしてお金もめちゃくちゃかかった」大作で、今出来ることを全部やりきった彼らの自信と達成感をひしひしと感じさせた。

デビュー・アルバムから本作に至るまで、The 1975が突き進んできた怒濤のサクセス街道についても改めて話を訊いたのだけど、普通のバンドなら新作へのプレッシャーになりそうな破格の成功やヴァニティな経験の数々も、この人たちはきっちりネクスト・ステージの自分たちの糧にしていく。そういうしたたかなまでに迷いなき上昇思考が本当にこのバンドの強みだよなぁ……とつくづく感じ入ってしまったインタヴューだった。

ちなみにインタヴュー前にはフォトセッションも行ったのだけど、これがもう新作の世界観を体現しつつ、めちゃくちゃかっこいいし、めちゃくちゃセクシー！な仕上がりになっているので、ぜひ3月1日売のROを楽しみにしていてください。

昨日の一夜限りのプレミア・ライヴ＠EXシアターも最高だった。新作お披露目ショウと呼ぶに相応しい攻めの内容で、“Love Me”が早くも“Sex”や“Girl”に匹敵する盛り上がりを記録したのも素晴らしかったし、何と言っても特筆すべきは新曲“The Sound”！マットも「僕らの新章の始まりの曲」と紹介していたけれど、再来日のサマーソニックのステージでは間違いなくハイライトの１曲になると思う。

あ、あと「カメラ越しじゃない君の顔が直接見たいんだ。そのほうがずっと美しいから」とかキザなことを言いつつ“Me”でオーディエンスのスマホのカメラを見事にシャットダウンさせたマットも最高でした。（粉川しの）