【速報】いきものがかりの超いきものまつり2016、厚木初日を観た!
2016.09.10 21:30
水野良樹と山下穂尊の地元・海老名2デイズを経て、今週末は吉岡聖恵の地元・厚木市での野外ライブ。「熱中症に気をつけてね。これ、言いたかったんだ~」と、水野が笑いながら告げるくらいの好天に恵まれたステージだ。
明日もあるのでネタバレは控えるが、この上なくリッチなサウンドで運ばれる吉岡聖恵の歌声は、メロディに憑依するようにして、楽曲ごとにコロコロと表情を変える。日本語ポップスとしての驚異的な土着感、生まれながらのホーム感のようなものが、いきものがかりのメロディには備わっている。
メジャーデビュー前夜の2005年、僕は「あつぎ鮎まつり」という伝統的なお祭りにライブ出演したいきものがかりを観ている。当時の彼女たちはすでに地元の人気者だった。もちろん、技術や経験値の部分では今日の彼女たちとは別物だけど、メロディの強烈なホーム感だけは当時から感じられていた。
いきものがかりは、すべての人々のホームであるべき名曲の数々を、祭りに変えたのだ。明日のライブを観る人のためにひとつだけ。特設会場の近隣には普通に住宅もあるので、もしかして音量は控えめなのかな、と心配したのだけど、最っ高にクリアで華やかな音です。後日アップ予定で、この厚木初日のライプレポートを書きます。(小池宏和)