早速入ってみると、入り口で零くん・ひなちゃん・あかりさん・モモちゃんが出迎えてくれます!
店内はこんな感じです。
開放感のある空間には、アニメの名場面や
カフェに来られたファンの方々のメッセージが飾られていたり
ニャーたちがあちこちで寛いでいたり
声優の方々のサインに
米津玄師さんのサインも飾られていました。
続いては、このカフェのメインである料理!
『3月のライオン』をはじめ、羽海野チカさんの作品といえば美味しそうな料理が沢山登場しています。
時には楽しいひと時を彩り、またある時は悲しみに暮れるキャラへの慰めの声のように、感情に寄り添うかのように提供されてきた数々の料理。
羽海野さんが描く食べ物は紙の中のものだろうと、匂いを発さずとも、見ているだけで活力がわいてくる不思議な力が秘められている気がします。
それに加えてあの尋常でない食べ物の描写力。
何度食欲を掻き立てられ、いっそ自分が作品の中に入れたら、と思ったことか……。
そして、編集部員が注文したのがこちら!
作品を読まれた方はご存知ですよね!?
ひなちゃんが、憧れの高橋くんのために振るまった『ひなたの超おいしいものカレー』です。
高橋くんへの初めての手料理に、何を作ろうか悩むひなちゃん。
料理が得意ではないため、温めるだけで済むカレーを提案されるも納得いかず。
そこで、唐揚げと温泉たまごも乗せたら? と提案するあかりさん。
「おいしいもの(カレー)→すっごくおいしいもの(+唐揚げ)→超おいしいもの(+温泉たまご)」になると考え、次第に目がきらめき出すひなちゃん。
といった、ストーリーのもと誕生したこの料理。
このカレー然り、羽海野作品に登場する料理はどれもボリューミー。好きなものを好きなだけトッピングしてみたり、遊び心が詰まっているところもたまらなく魅力的だと思います。
肝心の味ですが、懐かしさを感じる甘口で、そこにたまごの黄身が絡むと……なんだか心が解きほぐされるようなまろやかな風味になります。
家庭的なカレーということで具もゴロゴロ大きめにカットされており、相当食べごたえがあります。これは野球少年・高橋くんも納得の美味しさです。
しかし、こうやって作中に登場する料理を食べていると、ついそのシーンが蘇ってきますね。というよりも、自分がキャラたちと食卓を囲んでいる感覚に陥ります。カレーに添えられたらっきょうなんて、川本家の冷蔵庫に備蓄されているものなんじゃないかと錯覚さえ起こしそうになります。
ちなみに、カレー以外にも色々な料理が提供されていますよ。
また、料理を注文するとこのような缶バッジもプレゼントして下さいました。
零くんでした! 嬉しい!
この日、編集部員がカフェを訪れたのは夜でしたがお客さんの年代や性別は様々で、スーツを纏ったお仕事帰り風の男性が急ぎ足で入店されていたりと、改めて『3月のライオン』が幅広く愛されていることを実感致しました。
いかがでしたしょうか?
この『3月のライオン』カフェは、2017年4月9日(日)まで開催されています。
是非みなさんも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。(宇佐美)