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    コラボ作品集第2弾を機に「SPECIAL OTHERSの音楽はなぜ自由なのか」を改めて問う

    コラボ作品集第2弾を機に「SPECIAL OTHERSの音楽はなぜ自由なのか」を改めて問う

    SPECIAL OTHERS、2017年3月1日(水)にコラボ作品集第2弾『SPECIAL OTHERS Ⅱ』をリリース! ということで、メンバー全員取材を敢行。

    「斉藤和義/RIP SLYME/山田将司(THE BACK HORN)&菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)/GEN(04 Limited Sazabys)といった錚々たるミュージシャンとのコラボを実現しているから」すごいのではなく、「あらかじめ枠組みや完成形を設定することなく、各アーティストとのフリーフォームな共鳴から新しい音楽を生み出してみせている」からすごい、ということが誰にでも一発で伝わる今作。
    コラボの話から入ったはずが、最終的にはスペアザの音楽哲学そのものが浮かび上がってくるような本質的なインタビューになったし、「『私、もしかしたら場違いなんじゃないか』って、俺はひとりにも思わせたくなくて」という芹澤の熱い言葉にはグッときた。

    ちなみに、インタビュー記事には入りきらなかったのだが以下、取材の最後に4人が話していた「ライブの服装の話」。

    芹澤「なんかね、服装を気にしてる人が多くて。特にロックをよく聴く人が『スペアザのライブってどんな服着て行けばいいんだろう?』って言ってるのを見かけるから。どんな服着て来てもいいんですよって」
    宮原「いや、でもオシャレしたほうがいいよ?」
    柳下「(笑)。そこでどういう服着て行こう?って考えること自体が楽しいと思うんだよね」
    又吉「もう、自分の好きな服着てくればいいよ」
    宮原「オシャレなやつね(笑)」
    芹澤「ドレスコードは『オシャレを楽しむ』っていうことで(笑)」

    上記の「『場違い』って思わせたくない」の芹澤の言葉と併せて読むと、スペアザ流の「粋」な音楽の楽しみ方がよりくっきりと伝わってくることと思う。インタビューは2017年2月28日(火)発売の『ROCKIN'ON JAPAN』4月号に掲載。お楽しみに。(高橋智樹)
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