もうすでに2011年のサマーソニックで初来日を果たしていたりするので、知っている方もいるかと思うが、ＮＹ発のリアル・パンクス、セレブラル・ボールジー。
昨年、ジュリアンが運営するレーベル、Cult Recordsと契約したことも話題になっていたが、彼らの新作『ジェイデッド・アンド・フェイデッド』が間もなくリリースされる。
これが、また素晴らしい。
80年代、アメリカのアンダーグラウンドでひっそり、しかし熱く、その勢力、ヴァリエーションを拡大していったハードコアのラフでエッジーでぶっきらぼうなところを吸収しつつも、それをしっかりと2010年代のサウンドとして鳴らしているその洗練っぷり。たまらないっす。
あと無駄に動き回るベースがまさにハードコアでよい。

新作に収録されているトラックがいくつかすでに公表されているので、マトメてみました。

Be Your Toy
http://soundcloud.com/cultrecordsnyc/cerebral-ballzy-be-your-toy
City's Girl（ジュリアン登場）

Another Day

Lonely as America
http://soundcloud.com/cultrecordsnyc/lonely-as-america-audio
あと、これは新作とは関係ないけど、ストーン・ローゼズのカヴァー。
I Wanna Be Adored
http://soundcloud.com/cerebralballzy/i-wanna-be-adored-zane-lowe
現在発売中のロッキング・オン７月号に、このセレブラル・ボールジーのフロントマン、オナー・タイタスと“社長”ことジュリアン・カサブランカスとの対談を掲載しています。
こちらも要注目！（内田亮）