Arctic Monkeys、肝のすわりかたが半端ない

Arctic Monkeys、肝のすわりかたが半端ない

期待通り、文句なしの最高のロックンロール・ショウを披露してくれたアークティック・モンキーズ。
自分たちのロックにすべてを賭けたその決意が嫌というほど伝わってくるパフォーマンスだった。
数年前まであったかわいさはゼロ。
とにかく、肝のすわりかたが半端ない。
まだデビューしてから10年も経たない、メンバーがまだ20代と思えないほどの貫禄。
なんだか凄すぎる。

瞬発力命のポップ・エンターテインメントのリアリティと、その効力に常々圧倒される今年のサマーソニックだが、信念を貫くことの尊さ、というより、ただ単純に頑固なほど硬派なロックのかっこよさを思い知るライヴだった。
そして、だからこそ、そういうポップスが横行するこの時代に、アークティックが頂点を築けるのも、よくわかるライヴだった。
いつの時代だろうと、やっぱロックしてる人たちは素敵である。(内田亮)
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