先ほど、ロイヤル・ブラッドの初来日公演をリキッドルームで観てきた。
昨年の衝撃のデビュー作の曲を全曲やったが、アンコールなし、1時間にも満たないライヴは、しかしその潔さも含めて文句なし。
というか、むしろ無理して伸ばしてカヴァーとかタラタラ披露されるほうが、よっぽどインパクトに欠けるだろう。
それぐらい重厚な内容だった。
とにかく目の前の空間をロックで埋め尽くすことにすべてを賭けているバンドなのだが、メンバーはなんと言ってもベースとドラムだけ。
それなのに、あれほど分厚いサウンドを鳴らせるんで不思議で仕方ない。
アルバムを聴いててもそうだし、動画を観てもそうだったけど、ライヴを観てもまさかギターがいないのがいまだに信じられない。
最後、ソロっぽいこともやってたし。
いやあ、サウンドも見た目もとにかくインパクト大。
ファンの盛り上がりも新人バンドとは思えないほど熱かったのも実に印象的だった。
イギリスでは大ブレイクしたけど、ここ日本でもみんな熱きロックンロールに飢えてるんだな。
早くもまた観たい。（内田亮）