インタヴューは粉川しのさん。会った瞬間、「かわいい～！」がとまらず、終わった後も４人の美貌と立ち居振る舞いのキュートさにふたりしてトキメキっぱなしでした。
でも、もちろんかわいいだけじゃない。
デビュー・アルバム『リーヴ・ミー・アローン』は、荒削りでローファイなサウンドにのって、女子の本音が残酷なくらいせつなくリアルに、しかも母国語ではない英語で歌うことで独自の緊張感と不思議な詩情でもって綴られている。
たとえば、ソフィア・コッポラの映画『ヴァージン・スーサイズ』で、最後まではっきり言葉にされることがなかった少女たちの揺れ動く微妙な感情を、はっきりと開陳したような解放感が、HiNDSの音楽にはある。
あのもやもやが好きな人、その先を突きつめてみたいと思う人は、ぜひ聴いてみてほしい。
フェミニスト的な「闘う女性」の先を行くモダンな方法論で、
しかも自己プロデュースに長けたSNS世代の先を行く自然体な形で、
自分たちの本音を鳴らしているところに感動してしまうのだ。
今日は18：00渋谷タワーで購入者特典インストア・イベント
http://tower.jp/store/event/2016/04/003024
そして、明日はフィーバーでの初ライヴ！
本人たちも日本でソールド・アウトとなったことをすっごく喜んで幸せだと言っていた。（井上貴子）
ハインズ『リーヴ・ミー・アローン』 発売中
