『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』（ロン・ハワード監督）は、1970年の『レット・イット・ビー』以来46年ぶり、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』から実に21年ぶりのアップル公式作品。
1963年～66年のツアーの様子などキャリアの第一期をベースとし、リバプールの伝説のキャバーン・クラブ時代から、最後に観客の前で演奏した1966年のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パーク公演までが描かれているという。
オフィシャル資料によると…
「ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、そしてリンゴ・スターがどのように集まり、この並外れた現象である“ザ・ビートルズ”
になっていったかを探るつもりだ。彼らのグループ内の仕組み―つまりどのように意思決定がなされ、楽曲が作られ、そして彼ら全体のキャリアを構築したのか―それと同時に、ビートルズの類まれでユニークな音楽の才能や、突出していて補完しあう個性も探るのだ」
とのこと。
海外では、ロンドンのワールドプレミアの後、9月15日にイギリス、フランス、ドイツ、9月16日にはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドにて公開予定。
公式ポスタービジュアルには、1964年8月22日、ワシントン州シアトル・タコマ国際空港からブリティッシュコロンビア州バンクーバーへ向かうアメリカン・フライヤー・エアラインのロッキード・エレクトラ機のタラップで撮られた4人の写真が使用。
ボブ・ボニス（ザ・ビートルズやローリング･ストーンズのツアー・マネジャー）が、64～66年の全米ツアーに同行した際のプライベート写真のうちの1枚で、彼の死後、息子によって遺品から発見された3,500枚のネガ（のちの「ボブ・ボニス・アーカイブ」）に含まれるもの。
「全く時代を感じさせず、まるで今撮影されたかのような写真」という理由から、今回このビジュアルの起用が決定されたとのこと。
そして、日本限定デザインのティザーポスターと第一弾の前売券のビジュアルに注目！ 日本公演にオフィシャルカメラマンとして同行したボブ・ウィテカーが撮影した、メンバーが武道館のステージに上がる後姿のモノクロ写真が使われている。
来日50周年にふさわしい嬉しいビジュアルだ！
秋が待ち遠しい…。
ちなみに「6月29日」、来日からちょうど50年目となる日には、オリジナル・アルバム他全24タイトルが【新装帯】にて一挙リリースされます
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そして、ロッキング・オン本誌、ポール・マッカートニー『ピュア・マッカートニー』全曲解説もぜひ！（井上貴子）
