今日5月24日は、ディランの誕生日。
めでたく喜寿を迎えたボブ・ディランを祝福するような企画が、日本でも続々と。
フジロックでの来日が、否が応でも盛り上がってくる。
(1)まずは、究極の一冊『ノー・ディレクションズ・ホーム』完全翻訳版が6月8日に刊行決定!
とんでもない分厚さだが、ディラン・ファンにとってはバイブルともいうべき必読の作品だ。
https://www.poplar.co.jp/pr/bob-Dylan/
ニューヨークに来たばかりの彼と友達になり、1961年『ニューヨーク・タイムズ』紙に、ディランの登場を告げる記事を書いたロバート・シェルトン。彼が20年かけて集めた膨大なテキストは、謎多き天才を解き明かす大きなカギとなる。
(2)ドキュメンタリー映画『ドント・ルック・バック』(D・A・ペネベイカー監督/1967年)の一夜限りのライブハウス上映会が、
7月17日東京・大阪のZeppにて開催 !
ボブ・ディランを知るには欠かせない映画としてあまりにも有名だが、半世紀にわたって“変わることを変えなかった” ディラン、23歳の姿と言葉を大音量で楽しめる。
(3)『6才のボクが、大人になるまで』の監督リチャード・リンクレイターの新作『30年後の同窓会』で、ディランの“ノット・ダーク・イェット”(97年『タイム・アウト・オブ・マインド』収録)がエンドロールとして流れる!
ちなみに、この曲は、映画『ワンダー・ボーイズ』や『ハイ・フィデリティ』(ともに2000年)の中でも引用されている。
今回はスティーヴ・カレル×ブライアン・クランストン×ローレンス・フィッシュバーンによる、おじさんたちのスタンド・バイ・ミーという内容だけに、歌が流れる瞬間を想像しただけでぐっとくる。
そういえば『6才のボク~』では、今やディラン右腕的ギタリスト、チャーリー・セクストンが出演していて、すごくかっこよかった!
(4) 7月18日 には、『追憶のハイウェイ61』 を、*ソニーの*アナログ・レコード・シリーズ第2弾としてリリースされる。
(5)そしてロッキング・オンのディラン表紙号! あと1週間で書店からなくなりますので、お早めに。(井上貴子)