現在発売中のロッキング・オン8月号では、ルイス・キャパルディのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「もう二度とステージに立てない――今でも時々、そういう思いがわき起こる。
2週間後にライブがあるけど、『けいれんの発作が起きないといいな』って思ってる。
いつも頭のどこかにそのことがある」
2020年3月、イギリスが全国的なロックダウンに入る直前に、ルイス・キャパルディは自身のキャリアでも最大規模のライブに臨もうとしていた。アリーナ規模の会場を回るこの全英ツアーのチケットは発売から60秒でソールドアウトになり、そのあまりの人気ぶりに、急遽追加公演が決定し、一部ではイギリスでも最大クラスの会場での2日連続公演が実現した。このツアーは信じられないほどの飛躍を遂げた1年を締めくくる、栄光の瞬間になるはずだった。ルイスはここに至る1年の間に、真っ正直で質素な身なりをしたアコースティックギターをかきならすシンガーソングライター(エド・シーランの成功を受けて次々に登場した「普通の男の子」たち)のひとりから、大スターへと飛躍を遂げていた。
彼のシングル“サムワン・ユー・ラヴド”は29ヶ国でチャートインを果たし、イギリスでは7週間にわたり1位に君臨した。さらにデビューアルバム『ディヴァインリー・アンインスパイアード・トゥ・ア・ヘリッシュ・エクステント』は、2019年のイギリスで最も売れたアルバムとなり、さらに翌2020年もこの栄冠に輝くという偉業を成し遂げた。ブリット・アワードを2部門で受賞し、アメリカではグラミー賞にノミネートされた。前述の“サムワン・ユー・ラヴド”アメリカでもナンバーワンを獲得したが、スコットランド出身アーティストが全米チャートのトップに立つのは、1981年にシーナ・イーストンが達成して以来の快挙だった。
(以下、本誌記事へ続く)
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