ミュートマス、ヤバすぎ

ミュートマス、ヤバすぎ

分かっちゃいるけど、ヤバかった。

インタヴューを終えて、
異様に関西弁のうまいギターのいるオープニング・アクト、
Cinjun Tate of Remy Zeroを観てから始まったライヴ。
まあ、2009年のシーンの中で
最高のライヴ・アクトの一つだ。

ミュートマスのメンバーは、いい意味で
全員様子がおかしいのだが、
(なぜ鍵盤の上を前転で転がる必要がある?)
個人的に一番気になるのは、ドラムのダレンである。

ドラムにセットされたマイクはガシガシ動かすし、
いきなりハイハットだけを引きずって、
ステージ最前まで行ったりと、
自由奔放過ぎる行ないはいつものことだが、
今日はちょっとビックリした。

いきなりアンコールの演奏中に、
ペットボトルの水をどぼどぼドラム・セットに
かけ始めたのだ。
あれは一体なんだったのか。
あまりに熱いドラミングゆえ、
自分でもドラムに向かってクール・ダウンを
うながしたのだろうか。

その後、ドラムを叩く度に
水しぶきがバシャバシャ立っていた。
思わず大笑いしてしまう。
彼らのライヴを観れば一目瞭然だが、
明日のことなどまったく考えてないライヴをやる。

といいつつ、明日も彼らは東京でライヴをやる。
終演後、明日も観る!という人々が
列を作っていたが、
今日はソールドアウトだったのに対し、
明日はまだ当日券があるという。

是非、観てほしい。
僕も懲りずに明日も観たくなってしまった。(古川)
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