フライング・ロータス、熱かった!
2012.11.24 13:18
昨日のエレグラ、マイ・ベストはフライング・ロータス!
そこまではほぼタイム・スケジュールどおりだった昨日のエレグラ@幕張メッセだけど、彼だけ15分も遅れて開演。
レーベルの担当氏に寄れば、来日が遅れて成田空港に着いたのが昨日の夜22時だったらしいので、そこでセッティングするしか無かったんだと思う。
別に、彼のアティテュードがルーズなわけではなかったのです。
1曲目は、数日前に急逝してしまった若き天才ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタに捧げたパフォーマンス。
彼はフライング・ロータスのレーベルから作品を出していて、まだ22歳だった。ちなみにその父親は『ロード・オブ・ドッグタウン』の監督でスケーターのステイシー・ペラルタ。
だから彼の映像&ジャズという、当然かなりウェットな空気から始まったセットだったけど、最初はそれまでのスクウェア・プッシャーとかオービタルとかの超アグレッシヴなビート感との落差がありすぎて、ちょっと浮いてるんじゃないかと思った。でも、最終的には本人がステージ降りてもみくちゃになるくらいの熱くて盛り上がる展開だったのだ。
新曲も聴かせてくれたし、プロジェクターを2つ同時に使うことで生まれる3D風(?)の映像演出もめちゃくちゃセンスフルだった。
今年の彼の最新アルバムはどちらかと言えばチルアウトな方向性だったから、このライヴで本人の熱量を確認できてとても嬉しい。
エレグラは、今日は大阪でこういうメンツで開催なので、関西方面や昨日行けなかった人は、ぜひ行くべし!と思います。絶対損しないよ(笑)。(松村)