今週、発売のビッグ・リリースと言えば、やっぱりフランツ・フェルディナンドの４年ぶりの新作『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション』だろう。
まさにフランツ・フェルディナンドが自分たちの”強み”、自分たちの”良さ”と徹底的に向き合い、それを軸に作り上げた力作である。
要するに型にはまることを恐れないで、フランツらしさが十二分に発揮されているわけで、だから、聴いたときの興奮はまさにファーストのそれに劣ることないのだ。
現在発売されているロッキング・オン９月号のインタヴューで、アレックス・カプラノスが、この作品に対する自分たちの手応えを「お祝いムード」だと語っているが、まさにそのとおり。
バンドのこの喜びは、聴き手にも必ず通じるだろう。

この号に掲載されているＶＩＲ対談でも、このアルバムを大絶賛している粉川しのと勝手にいろいろと言わせてもらっているので、ぜひ、読んでください。

アルバムは今週、水曜日（８月21日）に日本先行発売される。
でも、オフィシャルＦＢにアップされたこんな写真を見せられたら、どうしてもアナログ盤も欲しくなってしまう。
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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10151578721322549&set=a.414342022548.190576.9748517548&type=1&theater

11月のライヴも待ち遠しい。

いやあ、にしても、何度も書いているが今年はホントに豊作。
素晴らしい新作のリリースがまったく途絶えない。
まだまだアークティックにナイン・インチにＭＧＭＴにキングス・オブ・レオンの新作も控えているし。（内田亮）