ツアー「PATHFINDER」のライブハウス・バージョンとも呼べる今日の新木場スタジオコースト公演は、
先週観た大阪城ホール公演とはまた違う新鮮さがあった。
新旧取り混ぜての曲目を、骨太でタイトな演奏と歌、そしてラフで素顔のステージングで披露していく、というのは変わらないのだが、
やはり当たり前だけど、スタジオコーストでは客とメンバーとの距離感が近い。
その近さをお客さん以上にメンバーが楽しんで、4人がステージの上でどんどん自由になっていくのが観ててとても面白かった。
「16、7歳の頃はすべての衝動をチャリンコにぶつけてて、そのチャリンコがギターに変わっただけだから。チャリンコにぶつけてた精神性でギターを弾いて曲を作ってただけだから」
という藤くんの話が、アンコールが終わっても続きがあって、それがちゃんとバンプの「音楽論」になってて、笑いながら感心してしまった。
楽しすぎるライブだった。
今日のライブは次号のロッキング・オン・ジャパンでロング・レポートするので楽しみに待っていてください。
BUMP OF CHICKENの新木場スタジオコースト公演を観た
2017.11.09 22:25