DIR EN GREY、ツアー最終日の感想

DIR EN GREY、ツアー最終日の感想
ツアー序盤戦に観た時よりもどっぷりと最新作『DUM SPIRO SPERO』の世界に入り込むことができた。
明らかにツアーを経てあのアルバムが肉体化されている。でも、まだまだ先がありそうだ。あのアルバムはもっともっと巨大になり得る。

京は前半、コートのようなものを着ていて、それを翻しながらいつもより演劇的な動きが多く、「羽化」のポーズを何度も披露。中盤以降は上半身裸で最後はぶっ倒れるまで全力を出し切った。

アルバムのラストから2曲目「VANITAS」を、彼らは今回のツアーではやらなかった。
カオスそのもののようなアルバム『DUM SPIRO SPERO』に、大きな肯定の感情を与える「VANITAS」がプレイされる時、その時こそがアルバム『DUM SPIRO SPERO』の全てが完結する時なのではないか。
見届けたい。

DIR EN GREY、ツアー最終日の感想
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