DIR EN GREYのツアーファイナルを見て感じたこと

DIR EN GREYのツアーファイナルを見て感じたこと

音がめちゃくちゃいい。
Shinyaのドラムの個々のタイコとシンバルがこんなに生々しく聴こえるのは初めて。
薫とDieのギターの音もそれぞれの音の存在感がクリアーに出ていて気持ちいい。
ディルのライヴは音や照明や映像の進化も楽しみの一つ。

過去の曲をリメイクした最新ミニアルバム『THE UNRAVELING』の曲が予想以上に多くフィーチャーされたセットリストだった。
つまり今回のツアーは、演奏自体は最も進化した最新形でありながら、曲自体は過去のものが多いという、不思議なアンバランスのバランスを味わえるツアーと言える。
実際、ライブ自体も熱いようでいてどこか緻密さがあり、かと言って一つの世界観を突き詰めて完成させようとする緊張感ともまた違う、これまでにない独特の雰囲気だった。

DIR EN GREYのライブはいつも印象が違う。
でも心に残る深い感動はいつも確実にあって、揺るがない。
今回も、記憶に残るライブになった。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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