U2だからこそ可能な、U2にしか出来ない、U2ならではの企画、それが『ソングス・オブ・サレンダー』だ。

40年以上にわたる活動で世に出してきた数々のヒット、名曲たちを、いま改めて吹き込み直そうという壮大な、また大物であればあるほどリスクも伴う企画であるが、バンドでのすべての時間を共有し共に歩んできた奇跡のバンド、U2だからこそ実現した試みである。

既に“プライド”、“ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー”、アルバムのトレーラー映像のバックに流れる“ビューティフル・デイ”などが公開されているが、じっくりと歌い込まれる様子は、オリジナルとはまったく違った魅力にあふれ、バンドと曲が共に旅し、年月を重ねて見てきた光景が奥底に大河のように流れている。

声が成長し、経験と成熟が曲にどんな磨きを与えるのかに挑んだアルバムへの思いを、ロッキング・オン３月号に書いた。ぜひ読んでほしい。（大鷹俊一）

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U2『ソングス・オブ・サレンダー』事前論考は、2/7（火）発売のロッキング・オン 3月号に掲載します
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