待望の新作『ホワット・ハプンド〜』リリース。25歳になったデクラン・マッケンナの“今”にインタビューで迫る!


約4年ぶり、待望のニューアルバム『ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ビーチ?』をリリースするデクラン・マッケンナ。若干16歳にして“Brazil”でセンセーショナルなデビューを果たした彼は、前作『ゼロス』以降、英国のZ世代を代表するシンガーソングライターとしての地位を盤石のものとしてきた。

そんなデクランにとって、『ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ビーチ?』は自由でリミットレスだった10代の頃の自分への回帰と、25歳の現在を反映した成熟(と言ってもまだ25歳だが)が奇跡的に両立したユニークな一作だ。ロッキング・オン最新号では、これまた久しぶりに彼に話を訊くことができた。アンファンテリブルとしてのデビューから、英国のティーンの代弁者へ、そしてエクレクティックなポップを開花させ、熱狂的なファンダムに支持されるアーティストへと、まさに人間の「成長期」を具現化したかのような10年間を歩んできた彼が、今再び大きな転換期を迎えつつあることが伺える内容になっているんじゃないかと思う。

ちなみにDIYなベッドルームポップの1作目、ビッグなバンドサウンドの2作目、そしてその二つを融合させた最新作……というデクランの歩みは、直近10年の彼の地のシーンの趨勢というか傾向を、期せずして反映しているものでもある。『ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ビーチ?』のリリースは2月9日。本インタビューと共に、デクランとUKインディーの今を体感してみてほしい。(粉川しの)


デクラン・マッケンナのインタビューが掲載されるロッキング・オン3月号

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