12年ぶりの単独来日も決定! カサビアンのニューアルバム『ハプニングス』について徹底インタビュー!


待望のニューアルバム『ハプニングス』を7月5日にリリースするカサビアン。ロッキング・オン最新号では2年ぶりにサージ・ピッツォーノに直撃、過去最高にアッパーでバイタルな仕上がりとなった新作についてたっぷり語り尽くしてもらった。

アシッドでサイケデリックなグルーヴや、エレクトロファンクのフィール、星屑を散りばめたコズミックなソウルetc.がビシバシ飛んでくる『ハプニングス』は、サージ曰く「70年代のベーブ・ルースやヴァニラ・ファッジ、その一方でエールとかダフト・パンクとか、あのへんのフランスのエレクトロニックにどハマりしてた」気分が直反映されたアルバム。

ダンスロック/ダンスパンクの旗手としての彼らの肉体性がこれほど発揮された作品は本当に久々だと思うし、同作でカサビアンが辿り着いたポジティヴな境地は、トム・ミーガンの脱退前後に彼らがある種の暗黒期を経験したことを思えば、さらに感慨深くなってしまうものだ。

なお、本作がかくもアッパーな作品となった背景には、サージがフロントマンとして初めて回ったツアーで得た自信も大きかったそうで、「日本のソニックマニアもマジ凄かった!あの時に着てた犬の柄の衣装とか、今では語り草になってるし! あれも日本のアーティストがイラストを送ってくれてさ、見た瞬間、超キテルし最高すぎと思ったよ」とのこと。

そして、今年10月には12年振りとなる単独来日公演も東阪で開催決定!(粉川しの)


カサビアンの記事が掲載されるロッキング・オン8月号

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