僕らは常に「終わり」に直面しながら生きている。≪渚を渡る潮風が/錆びれる想い運び去る≫という“世界の果て”の風景は、遥か遠い異国の風景や想像の産物などではない。一瞬一瞬をぎりぎり燃やしながらロックを紡いでいる氏原ワタルの瞳に映った「今、ここ」の風景そのものだ。その透徹した視点こそ、彼らが2009年を射抜くロック・バンドであることを証明している。(高橋智樹)
潮風越しの「今そこにある終わり」
DOES『世界の果て/トーチ・ライター』
2009年04月08日発売
2009年04月08日発売
SINGLE
僕らは常に「終わり」に直面しながら生きている。≪渚を渡る潮風が/錆びれる想い運び去る≫という“世界の果て”の風景は、遥か遠い異国の風景や想像の産物などではない。一瞬一瞬をぎりぎり燃やしながらロックを紡いでいる氏原ワタルの瞳に映った「今、ここ」の風景そのものだ。その透徹した視点こそ、彼らが2009年を射抜くロック・バンドであることを証明している。(高橋智樹)