いつでも過剰な力みがなく、ナチュラルな憂いにうっすらと包まれているかのようなILMARIのヴォーカルの特性はそのまま、その声がメロディの物語性やバンド・サウンドの生々しい息遣いと渡り合いながら新鮮な情景を切り開いてゆくさまにドキドキさせられる。心地好い疾走感を始め、まるでザ・ストーン・ローゼズのようなサイケデリック・グルーヴ、ゆったりと胸に染み渡る最終曲“Flow”までの表情豊かな7曲を繋ぎ合わせているのは、この歌声だろう。 (小池宏和)
未来を持ち歩け
The Beatmoss『The Beatmoss Vol.1』
2012年11月21日発売
2012年11月21日発売
MINI ALBUM
いつでも過剰な力みがなく、ナチュラルな憂いにうっすらと包まれているかのようなILMARIのヴォーカルの特性はそのまま、その声がメロディの物語性やバンド・サウンドの生々しい息遣いと渡り合いながら新鮮な情景を切り開いてゆくさまにドキドキさせられる。心地好い疾走感を始め、まるでザ・ストーン・ローゼズのようなサイケデリック・グルーヴ、ゆったりと胸に染み渡る最終曲“Flow”までの表情豊かな7曲を繋ぎ合わせているのは、この歌声だろう。 (小池宏和)