良い音しか鳴っていない世界

Galileo Galilei『ALARMS』
2013年10月09日発売
ALBUM
Galileo Galilei ALARMS
極上のメロディとハーモニーが詰まりまくった3rdフルアルバム。鳴っている全ての音の豊かな肌触りと立体感、様々なフレーズが絶妙のコンビネーションで絡み合って構築されている黄金のアンサンブル、配置されている各楽器の間合いが醸し出す深い奥行き……あらゆる要素が効果的に機能している様に悶絶! 2ndアルバムでも発揮されていた音響的なサウンドメイキングの発展形と言っていいだろう。メンバー達が愛して止まないUSインディロックの息吹も感じる。プロデューサーとして招いたPOP ETCのクリストファー・チュウと密にコミュニケーション取りつつ、理想のサウンドをひたむきに探究したのだと思う。目覚める間際のまどろみのような恍惚へと誘う穏やかな残響が広がる“フラニーの沼で”。カラッと乾いたアコースティックギターのコードの響きの狭間から胸をグッと締めつけて止まない切なさが滴る“ロンリーボーイ”。柔らかなシンセサウンドで彩った瑞々しいダンスチューン“Oh,Oh!”……お気に入りの曲と次々出会える。とにかく耳を傾けているのが心地よくて仕方がない1枚だ。(田中大)
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする