ソロとしては4年ぶり23作め。前作、前々作と、スケッチ・ショウ以降のエレクトロニカ路線とユキヒロらしい洒脱なポップ・センスが融合した秀作を2作続けてリリースしたが、その路線も一段落、今作ではオーセンティ…
本国では昨年9月にリリースされた本作が既に100万枚を超すセールスを記録し、直近1年で最も成功した新人バンドの筆頭に躍り出たのがこのイマジン・ドラゴンズだ。彼らの大ブレイクのきっかけとなったのは『グリー…
演奏の正確さというのは、丁寧な言葉遣いによく似ていて、そもそも他者とのコミュニケーションの中で思いをクリアに伝えるために求められるものだ。ただ、正確さ/丁寧さだけが感情表現を強くするのかというとそん…
ラップデュオなのに現役OLらしいし、自ら「Charisma」って名乗っちゃってるし、ネットにアップされたPV(?)風の映像も、彼女たちの部屋らしき場所やカラオケBOXなんかで跳ね回るだけのチープなもの。正直ギミッ…
暗闇の中で愛と孤独を歌うライ。ロサンゼルスにベースを置くカナダ人とデンマーク人によるふたり組だが、ちょっと前までは、性別すらわからないほどのミステリーに包まれていて、いまだにライヴなどでも顔を明かさ…
先行するシングル曲とアルバム『クレイジー・クラウン・タイム』で2010年代にシンガー・ソングライターとしてのソロ・デビューを果たし、何やら完全に勢いづいているデヴィッド・リンチ御大のセカンドアルバム。前…
アルバムのツアーファイナルとなった5月の赤坂ブリッツも大成功、勢いに乗るカランコロンからシングルが届いた!“16のbeat”は、ダッシュで駆け抜けていくような性急なビートに乗せ、ロックに出会った16歳の少年…
サマソニで絶対観るべき新人の一組、チャーチズ。一昨年あたりからの80s/シンセポップ流行りの最終地点とも言える突き抜けたエレポップがこのトリオの持ち味といえる。可愛い女の子をフロントに据えたエレポップ…
それこそ最新アルバム『Shout to the Walls!』で獲得した表現のキャパシティを1曲の中に全開放するように、静謐と躍動、灼熱のエモーションと冷徹な妖気が弾け回る、『Shout~』後初のシングル曲“ニワカ雨ニモ負…
ユース・カルチャーにとって重要な表現手段であったはずのギター・ロックは、高額な楽器機材を揃えなければならず、ある程度の演奏技術も求められるためにスタジオ練習を要するなど、音楽ビジネスの構造の中で一層…
本音を言うのは誰だって怖い。「空気を読む」という言葉が子供にまで広がっているという今、同調圧力に屈してあらゆる思いが押し込められ、いろんなものが曇っているように思える。何となくわかっていながら見過ご…
ジェイ・Zとの『ウォッチ・ザ・スローン』を除くと、3年ぶりのカニエ・ウェストのオリジナル・アルバム。内容が明らかになる直前からリック・ルービン参加情報が報道され、ミニマリスティックにアプローチしたとい…
結成からまだ2年そこそこなのに、全国各地のフェスにも次々と出演、今年2月にリリースしたセカンドアルバム『THE STORY IS MY LIFE』も熱狂とともにキッズに迎え入れられたMY FIRST STORY。今、一番のスピードで「…
ブラックゲイズ/ポスト・ブラック・メタルというジャンル名を初めて耳にして〝くだらん〞と思ってからしばらく経つ。要するにシューゲイザー/ポスト・ロックを足したというより、それらの影響を取り入れているブ…
自分は昨年2月の『EMI ROCKS』での熱演を観て「このままここで彼女たちのワンマンを観たい!」と思ったくらいに赤い公園の音楽に頭撃ち抜かれている人間だが、約半年の休止を経て完全復活を遂げた今年5月の渋谷ク…
ドアーズの日本盤シングルをリリース順に網羅した日本独自企画シングル・ボックス・セットである。実際のアメリカ盤リリースと比較すると4枚ほど少ない勘定になるが、デビュー・シングル〝ブレイク・オン・スルー…
PERIDOTSと宇宙まおのコラボ。意外、だと思う。少なくとも僕は思った。もちろん、コラボレーションというのは得てして、意外な組み合わせのほうがうまくいったりするものなのだが、それは別にして、歌い手としての…
イントロが鳴り響いた瞬間に聴く者を日常から引き離してスタジアム・レベルの多幸感へ導くような〝ポンペイ〞。ハイブリッドなビート感の中を雄大に流れていく〝バッド・ブラッド〞の憂いの旋律……本国で3月にリ…
『ユグドラシル』でも片鱗を見ることができた「根源への問い」が、この2005年以降はさらに加速していく。音楽的には、ゴスペル、アイリッシュ・トラッド、アメリカン・フォークといったルーツ・ミュージックの意匠…
デイヴ・ムステイン自身が設立したレーベルからの第1弾リリースとなるメガデス最新作は、本国のプレスやリスナーから辛い評価をくらっているようだ。確かに、先行公開されたタイトル・ナンバーを筆頭に、聴き易く…
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