約3年ぶりとなる3rd。先行公開された“インヘラー”の、シンセが飾る幻想的なメロディとヤニスの美しくエモーショナルなヴォーカル、そしてUKラウド・ロックもかくやたるバーストを垣間見せるアンセミックなサウ…
初めて本作を聴いたとき、自分の中でちょっとした混乱が起きた。まず、トム・ヨークが脳内に詰まったアイディアを、機械を使って音に変換し、それに人間的なグルーヴをもたせるために結成したバンドの演奏を、今度…
ロックとかパンクとかハードコアとかいった表現すら遥か彼方に置き去りにするほどに、極限の剛性とダイナミズムをもって轟々と噴き上がるバンド・アンサンブル。そして、悲しみも憂いも怒りもすべて僕らの「その先…
解散宣言から約7年、HUSKING BEE堂々の帰還! そう快哉をあげたくなる、あまりにも力強い一枚が完成した。昨年のDEVILOCK NIGHT THE FINALで復活、磯部正文(Vo・G)、平林一哉(G・Vo)に加え、新メンバーの岸野一(B…
ミュージックビデオなど映像集(DVD)がついた『小さな食卓』、4曲入りの『西南西の虹』というシングル2枚を同時リリース。『西南西の虹』では、タイトル曲を筆頭にアグレッシヴなライヴ映えする(ステージでの暴…
昨年のミニアルバム、通称ナツ盤、フユ盤に続き、満を持してメジャー1stアルバムが到着。一曲目“いっせーの、せ!”のイントロ、タッタッタッタッと跳ねるキーボードが、高鳴る心臓音みたいで問答無用にワクワク…
6年ぶり4作目とはいえ、彼の音楽は変わらない。まるで時の流れが止まったかのように、永遠にそこに佇んでいる。すべての光を集めて七色に煌めくオーロラのように響く、繊細きわまりないレイヤード・サウンド。 …
タイトルに表れている通り『選ばれてここに来たんじゃなく、選んでここに来たんだ』という意思が詰まった、メジャー1stアルバム。ここでは、全方位的にミイラズの魅力が発揮されている。遊び心も愛もメッセージも…
自作楽器がそうさせるのか、もともとの音楽志向が自作楽器を作らせたのかわからないが、いずれにしてもここにある自由度の高さは魅力的だ。自転車整備士のビュークとブルー・マン・グループの楽器製作に携わってい…
CDJのライヴで「モテたいんです」と言っていたのび太。その一手として、バレンタインデーにリリースされるのがこのシングルだ。“Would You Be My Valentine?”と“I Wanna Be Your Valentine”、タイトルが対にな…
前作『フォー・ザ・マッシズ』では、ダンス・フロアで鳴るべきレベル・ミュージックを改めて定義してみせ、熱狂的な来日公演も繰り広げた(東京での演奏時間は短かったが)ハドーケン!、3年ぶり3作目のAL。00…
青春がただ眩しく美しいものかと言えば、多くの場合そんなことはないわけで、年月を経る間に胸の内で美化されたり封印されたりする視界や感情を呼び起こす装置としても、音楽は有効だ。仕舞い込んだ過去が赤面する…
ビートを軽快に刻み、甘酸っぱいメロディを響かせる表題曲“PERFECT BLUE”。爽やかな夏ソングだと思って聴き始めたのだが、その印象はすぐに変わった。この曲は何とも言えず物悲しい。成就しなかった過去の恋模様…
言うまでもなくユニゾンのライヴは素晴らしい。というか、このバンドの場合ライヴを観て「素晴らしい」と思わなかったことがないというのが素晴らしいのだが、4作目となる本作は、その凄みにこれまででもっとも肉…
UK発の現代的なブルー・アイド・ソウルの歌い手として評価の高いジェイミー・リデル。前作は共同プロデューサーにベック、仲のいいファイスト、(ワープのレーベル同輩である)グリズリー・ベアのクリス・テイラー…
先行シングル“突撃ロック”を幕開けに今回も小気味よく進む珠玉の12曲。マーシーは“団地の子供”“日本の夏ロックンロール”“南から来たジョニー”でワビサビの世界を描き、ヒロトは“人間マッハ”“ヘッドバン…
全米6位まで上昇した前作は、ひとつの物語に沿って作られたコンセプト・アルバムだったが、かなり根を詰めた制作作業だったらしく、今回は「気楽にやろうぜ」という姿勢で取り組んだという。ただ、単に原点回帰を…
これぞ「アルバム」ならではの作品である。すでに先行シングルとして披露された曲もあるが、本作で聴き通すと印象はまた違うはずだ。これまでに体験したことのないタイプの高揚感に包まれ、何度も何度もリピートし…
マイ・モーニング・ジャケットのクマ兄貴ことジム・ジェームスの初ソロ・アルバム。マイ・モーニング・ジャケットのような壮大なスケール感を持つサイケデリック・バンドのメンバーがソロ作を作る時、得てして極端…
昨年ライヴを見た時、歌も演奏も上手い、キッズの心を射抜くラウド感と、幅広い耳を掴むメロディの両方を持っている、だけど……若いなら、ロックバンドなら、もっとはみ出せよ!と思ってしまったのだが、この2nd…
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