一言では説明しにくい個性を持つシンガーソングライターだ。混沌とした歌詞の世界に注目していると、伸びやかで澄んだ歌声にハッとさせられる。そのギャップにこそ本質があるのかと思えば、歌詞と歌声が一体となっ…
前作から約10ヶ月で届いたソロ第2弾。ほぼひとりで全ての楽器を演奏した前作から一転、腕利きのプレイヤーたちを招いて録音されている。実際、前作はセルフ演奏ならではの密室感が魅力的だったが、今作ではスキな…
08年に25周年記念盤が出た『スリラー』に続き、『BAD』からも四半世紀が経ってしまったことに驚きつつ、内容のすごさにまた驚いた。オリジナル・アルバムの最新デジタル・リマスター盤に、未発表曲やレア音源、ピ…
バンド結成15周年、メジャー・デビュー10周年の記念活動のしめくくりとなるDVD『LIVE“15th&10th Anniversary Tour”in さいたまスーパーアリーナ』の発売日に、ニュー・シングルも発売される。大きな節目を過ぎ、…
ネイティヴ・アメリカンのウォーボンネット、はたまたマチュピチュ遺跡の装身具のようなド派手なヘッドギアを装着したユニークな装いに加え、「超巨大絶滅恐竜」なるアイロニックな冠を戴くこのオーランド・ヒギン…
デビュー15周年を迎えたGRAPEVINEの、初のベストアルバム。7月にWebで行われたファン投票のランキングを見て、驚いた。シングル曲や、所謂歌モノと言える曲だけではなく、グルーヴがとぐろを巻いているような曲も…
アデルのツアーに抜擢され、英国メディアが軒並み次代のVIPとして絶賛する。ウガンダ移民の子としてノース・ロンドンで育った24歳だ。音楽にまったく関心のない両親に育てられたという彼の音楽は、フォークやソ…
『透明なのか黒なのか』『ランドリーで漂白を』と、2枚のミニアルバムをリリースし、今夏はフェス三昧の赤い公園が、「赤い公園がみっつ~困惑のシングル闇・姫・冠~」と銘打ち3枚のシングルをリリースすることが…
誤解を恐れずに言うならば、ヴァクシーンズのデビュー・アルバム『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』とこの彼らの新作には、オアシスの『デフィニトリー・メイビー』と『モーニン…
こんなにも素敵なギターリフ揃いのアルバムは滅多にないだろう。ギタリストが刻むリフとリズム隊の絶妙な絡み、間合い、駆け引きから生まれる刺激は、ロックバンドならではの醍醐味の極みだ。今作はそういうワクワ…
「オルタナティヴな気分」に酔っているうちは、現状の本流を脅かすような「自分自身の本流」を生み出すことは出来ない。00年代を通してロックが得た経験とは、第一にそれだった。80年代NW直系のサウンドを起点に…
一昨年のデビュー・アルバム『ジェミニ』がピッチフォークの年間ベストの一枚にも選出されたジャック・テイタムのソロ・プロジェクト。昨今のチルウェイヴ周辺からニューゲイザーの流れも汲むローファイなドリーム…
いつもは仲間しか入れない秘密の遊び場に招き入れられたような緊張感と興奮。そこで目撃するのは、むちゃくちゃエロティックで崇高な音楽の喜びだ! 11月から始まる初ホールツアーのリハーサル風景を収めたドキュ…
イーノとの再会を果たした『エヴリシング・ザット・ハプンズ・ウィル・ハプン・トゥデイ』以降、共演作が続くデヴィッド・バーン。まるで他のミュージシャンを媒介に自身の音楽力を高める手法に開眼したかのように…
今年のROCK IN JAPAN FESで披露した、爽快なロック・アンセム“Mr.&Mrs.Balloon feat.GEROCK”と、タヒチ80のようなシックでポップなフレンチ・ロック・テイストの“俯瞰show”の、ダブルAサイド・シングル。“Mr.…
1曲目でフィーチャーされているメロトロンやピアノの音とか、6曲目の右チャンネルに入れられたチャコチャコしたギターなどのアレンジのみならず、楽曲全体が、思わず「軽快」という言葉を使ってしまいそうなポッ…
《最寄りのコンビニまでのハネムーン/せっかくだからさ/食べたことないもの買おうよ》という橋本絵莉子の伸びやかな歌いだしから、もう胸にぐっと迫る感動的なミディアム・ナンバー。今年5枚目のシングルとなる…
「ブレイク作の次の一手」となる3年ぶり(現ラインナップになってからの)本サードは、グリズリー・ベアにとって正念場の1枚だろう。 前作以降メンバーはソロ活動に分散しており、それがユニットとしての結束に…
今年のROCK IN JAPANでも「まだ高校生で初登場で今年デビューしたばかりだし大丈夫かしら」なんて心配など一蹴する堂々たるステージングと、麗しくもタフな歌声を届けてくれた、家入レオ。そこでも早速披露してく…
7月にリリースされた5曲入りEP『レター・レファー』でもすでにこの変貌は存分に予感させていたが、前作『ザ・エンピリアン』から約3年半ぶりとなる今作での、覚醒かトリップかすら定かではないほどの異世界ぶ…
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