チャールズ・ヘイワード(ディス・ヒート)のゲスト参加の一報が話題を呼んだ4作目。実際にどう絡んだかは手元の資料ではわからないが、他にもジ・インヴィジブルズのドラマーやスティールパン奏者が参加したという…
ニュー・レイヴ後のUKダンス×ロック勢は、クロスオーバーという名の「中庸」に陥った自分達をリセットするように、ダンスかロック、そのどちらかの極に思いっきり振り切れる傾向が強いようだ。レイヴの極限の可能…
リバティーンズが凡百のギター・バンドよりも画期的だった点はいくらでも挙げられるが、一つ重要だったポイントは彼らがパンク・バンドだったことだと思う。ロックンロールやフォーク、スカ、トラッドなど、リバテ…
08年2月の来日時に話をした際、ブリット・ダニエルは「もう(前作『ガ・ガ・ガ・ガ・ガ』が)トップ10にも入ったことだし、これからはみんなをギョッとさせるような、変なレコードを作るしかないでしょ」と語って…
秋にリリースされた予告編とも言えるデジタルEP『スプリッティング・ジ・アトム』で既に一部を体験していたとは言え、素晴らしいクオリティのアルバムである。一音一音の美しさが尋常ではない。音の解像度の高さが…
約1年前のCOUNTDOWN JAPAN 08/09のステージで、バンド名とは間逆のエモいMCをしていたのを今でも思い出す。そして同じくエモいステージを披露したことを鮮明に覚えている。そして今回届けられた音源、もちろんその…
これまでファイナル・ファンタジーという名義で活動をしてきたトロント出身のオーウェン・パレット。今回の日本デビューを機に、本名でやることにしたらしい。パレットはストリングス・アレンジャーとしても一線で…
結成から10年以上経った今でも、メンバー一緒に趣味のサーフィンをしているというスウィッチフット。ツアーやらスタジオ・ワークやらで、年がら年中顔を合わせている間柄ながら、バンド活動以外でも、つるんだり遊…
映画『THIS IS IT』でマイケル・ジャクソンの隣でギターを弾いていた女の子、と言えばすぐにお分かりいただけるであろうオリアンティのセカンド・アルバム。85年生まれの彼女は、15歳でスティーヴ・ヴァイのサポー…
ここ数年続いてきたロックとダンス・ミュージックのクロスオーバーという文脈で語られたりするのかもしれないが、内実はまったく違うバンドだ。というか、そんなことは大した問題じゃないと音楽自体が言明している…
シャルロット・ゲンズブールは女優である以前に、そしてもちろん歌手である以前に「シャルロット・ゲンズブール」というアイコンであることを実父のまなざし(『シャルロット・フォー・エヴァー』)によって宿命づ…
あの名曲“美しく燃える森”で実現した至福のコラボが帰ってきた。“流星とバラード”は、スカパラと奥田民生の8年ぶりの共演となる。スカパラの乾いたロマンチシズムをボーカルで表現する点に於いて、やはり民生…
09年は結成10周年のアニバーサリー・イヤーだった東京60WATTS。祝祭を経て、また新たな一歩となるのが、4作目となるこのアルバム。《どこに続いているんだろう いつ辿り着けるんだろう/何が待ってるんだろう》と…
双子姉妹が元いたバンドはシューゲイザー風味のポスト・ロックで、ベンジャミンの前歴=シークレット・マシーンズはサイケでハードなスペース・ロック。一見不思議な組み合わせだが、これが見事にハマった。エスノ…
2009年4ADに移籍して、3年ぶりのアルバム『My Maudlin Career』をリリースしたグラスゴーの5人、カメラ・オブスキュラ。グラスゴーのバンドらしい清涼感と、ノスタルジックなギター・ポップ・サウンドで日本でも人…
『フォー・ザ・マッシズ』、すなわち「大衆のため」のアルバムである。そしてジャケットには地球。てらいなく言い切ってしまうところが素晴らしいのだが、ではこのアルバムが大衆ウケを狙って作られているかといえ…
09年のベスト・アルバムは?と訊かれたら、間違いなく挙げるのがペインズのデビュー作だ。09年にギター・ポップをやる必然? そんなのはどうでもいい議論である。いい大人が、まるで10代の頃の感覚を、引きずるの…
06年にセンセーショナルなデビューアルバムを発表したコリーヌ・ベイリー・レイ。2作目リリースまでにこれだけの時間を要したのは、他でもなく08年春に突然、ミュージシャンとしても彼女を支えていた夫を亡くすと…
サード・アルバム『FAIRYTALE』には、おとぎ話の飛躍的な成長が封じ込められている。まず1曲目“WHITE SONG”から、聴こえてくる凛とした佇まいに驚かされた。ミディアム・テンポでロマンチックな音の中で《まだ見…
《ベッドで喘ぐ声も/ぼく以外の誰かにも見せていたんでしょう》、《胸が痛いよ 胸が痛いよ 胸が痛いよ》。すっごい歌詞。清竜人の3rdシングル“痛いよ”。はっきり言って、これは名曲だ。 09年3月にリリースし…
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