仕事、恋愛、人間関係、夢や将来。毎日の様々な事象に対し、私たちは少なからず理想を持っている。しかし当然現実は理想通りにはいかなくて、みんなどうにか折り合いをつけながら暮らしているのが本当のところだ。…
胸の奥底でメラメラと燃える炎を、狂乱のパーティーチューンに落とし込んでいる。情熱と快楽の凄まじいギャップ、あるいはその振れ幅を最大限に活かしたサウンドにやられた。 結成11年目で掴んだメジャー移籍第一…
「ここはライヴハウス武道館じゃない、ディスコ・ブドーカンだ!」と石毛輝(Vo・G・Syn)が叫んで始まる、テレフォンズ初の、そして最高の武道館。前代未聞のディスコナイトが蘇る。本年いっぱいで活動休止すると…
サマソニでの初来日ステージで新人離れしたド迫力のパフォーマンスと底抜けの度胸を見せつけたナッシング・バット・シーヴス、ついにその全貌が明らかになるデビュー・アルバムが本作だ。タワレコで限定発売された…
2年ぶり、7枚目となる本作は、一種つきものが取れたように軽やかな、美がたゆたう1枚になった。先行公開されたM7にこそ中心人物:ブラッドフォード・コックスらしいアクの強いポップネスが刻印されているものの、…
待望の新作シングルに収録された3曲はそれぞれルーツミュージックへの強い愛情が溢れた珠玉のロックンロール。まるでお気に入りの45回転のシングル盤を取っ替え引っ替え聴いているような、そんな幸せな気持ちにさ…
前作は、カート・ヴァイルなりに最もアプローチしやすくて、高揚感がある驚きの作品だった。次はどうするのかと思っていたら、LA、アセンズ、ジョシュア・ツリー、ブルックリンと旅しながら、彼の魂を探求するよう…
ここにきてポール・ウェラー御大のソロ・キャリアが再び活気を取り戻してきた状況を踏まえてか、デラックス・エディションや新装ベストなどリイシュー企画が盛んになっているザ・ジャム関連だが、この6枚組のライ…
リバティーンズの11年ぶりの新作完成には驚いたけれど、こちらもなんと9年ぶりの再結成新作である。オーディナリー・ボーイズが解散したのが2008年、解散前の最後のアルバム『テン・イージー・ステップス〜』はエ…
結成20周年を記念して企画されたベスト。さすがモグワイ、20年分の集大成とはいえCDは3枚、アナログ盤では6枚組となり、トータルで3時間40分の大ヴォリュームだ。 デビューから2003年までの作品を集めたディスク1…
英リーズ出身のダイナソー・パイル・アップの2年4か月ぶり3作目。前作はフロントマンのマット・ビッグランドのワンマン録音だったが、今回は3ピース・バンドを率いての制作。プロデュースは前作のエンジニアで、ロ…
シドニーからいきなり全米No.1&全英2位のヒットを叩き出してみせたセルフ・タイトルのデビュー作から1年、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの2ndアルバムが早くも完成。グリーン・デイやブリンク182から受け継い…
これぞキュウソネコカミ!とガッツポーズしたくなる3rdアルバム。思春期の娘との関係に悩む父親が主人公の“泣くな親父”、《猫様にあやかろう》と歌った上での「ニャー!」の掛け声が最高にあざとい “NEKOSAMA”…
海外レーベルと契約してから初めてのフルアルバム。世界同時発売が決定しているが、気負うことなく、奔放に歌い、奏でている様子が伝わってくる。1曲目の表題曲(“VENA”=ラテン語で血管という意味)も、スクリ…
自身3度目の日本武道館ワンマン&ベストアルバム『GOLD TRASH』で結成10周年のランドマークを刻んだ直後にドロップされる、The Birthdayの8thアルバム。2ヵ月連続で先行リリースされていたシングルナンバー=“I K…
シングル『エルビス(仮)』に続きリリースされる9枚目のニューアルバム。さらにこのあと11月7日から来年4月いっぱいまで続く全70本のツアーが発表になったので、「ブルーハーツは85年から95年、ハイロウズは95年…
荘厳なゴスペル・トラック“サレンダー”から、華麗なるストリングスとカラフルなメランコリアがせめぎ合うポップ・ナンバー“サム・カインド・オブ・ヘヴン”へ──というオープニングの展開が、前作『エグザイル…
最新リマスターされた1枚目『スペイス・オディティ』の、水が肌にはじき飛ばされるかのようなみずみずしい音を耳にするだけで、まずため息がひとつ。そこから始まる旅の至福な時間を的確に表現する言葉などないが…
コンセプトミニアルバム『BOYS』と対になる、『GIRLS』が完成。男心を描いた『BOYS』、そして女性へと向けた『GIRLS』。ラブソングということでは、『GIRLS』はよりスウィートで、メロウな曲が揃った。『BOYS』と…
“スターリングスター”は首藤義勝(Vo・B)の作詞作曲。瑞々しいメロディの輝度がサビでひときわ高まるドラマチック&ロマンチック曲であると同時に、掛け声を上げたり、クラップをしたくなったりするポイントも…
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