さユり
野田洋次郎作詞作曲、運命の出会いが生んだニューシングル『フラレガイガール』を語る

昨年8月にメジャーデビューして以降、シーンにおいて鮮烈な存在感を放ち続けてきた「2.5次元パラレルシンガーソングライター」こと“酸欠少女”さユり。ニューシングル『フラレガイガール』の表題曲を手掛けるのは野田洋次郎だ。《わたしをフッてんじゃないよバカ フッていいわけがないでしょ》と感情の揺らぎを美しく描き上げる唯一無二の歌声。なぜ彼女の歌はこんなにも人を惹きつけるのか? 世界に向かって強く叫び続ける理由とは? 『ROCKIN'ON JAPAN』1月号のインタビューから、その発言の一部をお届けする。

インタビュー=高橋智樹 撮影=中川麻梨花

他の人が作ったものっていう距離感みたいなものがなくて、スッと入り込めて。自分が作った曲を歌う時よりも、歌うことに集中できるような、気持ちの良い感じで取り組めました

「大丈夫かな?」っていうのは少しありました。でも、自分で考えて「こうしよう」っていうよりは、歌詞の流れに、自分が歌うように導かれていったような感覚はありました

今までは、自分は出来損ないだから、まだ飛び込んじゃいけないって思ったりすることもあったんですけど。それでも今、そういう自分だからできるものを……自分の命を燃やして繋がっていけたらなっていうのは、想いとしてあります

14歳の頃から「どこにいても自分は輪の中に入れない」っていうか、俯瞰してて、エンジョイしてない感じがあったんですね。生きてる実感が薄くて、「自分はなんでここにいなきゃいけないんだろう?」ってずっと感じてて。今、私の歌を聴いてくださっている人も、そういう想いをきっと抱えてるんだろうなあって思う

続きは2016年11月30日(水)発売のロッキング・オン・ジャパン1月号で!

ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2017年1月号

BUMP OF CHICKEN アルバム『Butterflies』、結成20周年ライブ、スタジアムツアー“BFLY”――激動の2016年をメンバー4人で語り尽くす!!

  • ●back number
    清水依与吏、半生を語る2万字! 彼はなぜ、満たされることのない愛をポップに歌い続けてきたのか?
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    THE YELLOW MONKEY/04 Limited Sazabys/WANIMA/MAN WITH A MISSION/back number/UVERworld/miwa/米津玄師/電気グルーヴ/UNISON SQUARE GARDEN/Mrs. GREEN APPLE/MONOEYES
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    ●さユり
    野田洋次郎作詞作曲のニューシングル『フラレガイガール』完成。彼女が歌い続ける理由に迫る
  • ●雑誌コード:09797-1
  • ●発売日:11月30日
  • ●特別定価:638円(+税)
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