キース・リチャーズ、ストーンズの新作制作の可能性について前向きに肯定

キース・リチャーズ、ストーンズの新作制作の可能性について前向きに肯定

5月から北アメリカを回るジップ・コード・ツアーに乗り出すザ・ローリング・ストーンズだが、ミック・ジャガーがストーンズとしての新作制作をしたいと語ったのを受けて、キース・リチャーズも新作制作に前向きであることを明らかにしている。

ローリング・ストーン誌の取材を受けたキースはバンドが2005年の『ア・ビガー・バン』以来となる新作制作について話し合っていることを次のように語っている。

「今度のツアーが終わったらレコーディングをやろうかという話をしてるんだけど、まだ決まったことはなにもないんだよ。とりあえずアイディアをみんなの前で拡げてみただけの話なんだよ。でも、みんなをまたスタジオに呼び戻したいなと俺は思うよ」

その一方でキースもソロを用意していることを明らかにしていて、今年のリリースに向けてレコーディングもすでに済ませてあるという。

「今出すのにちょうどいいタイミングを見計らってるんだよ。最近はストーンズがやたらと忙しいから、これにふさわしいタイミングが見つかるまでずっと見送ってきてるんだよね。9月に予定はしてるんだけど、確かとは言えないね」

今回のジップ・コード・ツアーは5月から7月にかけての北アメリカ公演分がこれまで公表されている。なお、ミックは先頃ストーンズとまた新作を作れたら「すごく嬉しい」と語っていて、過去2年間で「よさげな新曲をたくさん書いてある」とも明かしている。

「どの曲についてもかなりいい感じのデモも作ってあって、ぜひレコーディングしたいと考えてるんだ。だから、それが実現するように願っててくれよ」とも語っている。

また、ストーンズとしての新作制作がはかどらなかった場合には自身のソロ制作に乗り出すつもりだとも語ってみいる。

「ストーンズとのアルバムは絶対に作りたいよ。でも、それが実現しなかったら、そういうこと(ソロ新作の着手)になるね。それはかなり実情に近い答えだと思う。今のぼくの手元にはストーンズにはうってつけな曲が揃ってるし、ストーンズにはあんまり向いてない曲もまた揃ってるんだよ」

なお、ストーンズは6月10日に未発表音源をボーナス・トラックとして収録した1971年の傑作『スティッキー・フィンガーズ』のデラックス・エディションやスーパー・デラックス・エディションを再発するが、今回のツアーでは『スティッキー・フィンガーズ』全曲ライヴを行う可能性もあるとほのめかしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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