最新ライブ盤『コンプリートBBCライヴ』を9月に発売したレッド・ツェッペリン。来日中のジミー・ペイジをロッキング・オン渋谷陽一が対面でインタヴューした記事が、現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載されている。
「『コンプリートBBCライヴ』は素晴らしくて感動的だったんですけれども、これがあるということは、ほかにも素晴らしい音源があるんじゃないかと。たとえば『レッド・ツェッペリン・アット・武道館』というものなんかがあるんじゃないかと思えてくるんですけど、どうなんでしょうか」という渋谷の問に対してペイジは以下のように答えている。
「そもそも、ぼくがまずしっかりやりたかったのは、スタジオでレコーディングされたすべての素材、重要だと思える音源や素材をすべてリリースしてしまいたい、ということだったんだ。だから、リマスタリング・シリーズでは、あれだけ膨大な音源がリリースされて、その準備にも膨大な時間がかかったんだよ。『BBCライヴ』もスタジオでのレコーディングだったから。では、ライヴ音源についてはどうなるのかという話だけど、ぼく個人としてはそろそろ演奏活動をしたいということなんだよ。演奏活動をやらなきゃ、こういう作業も延々と続けられる。ヴィデオのアーカイヴはどうしようとか、いろいろあって、そういうこともすべていつか整理されるべきなんだけど、そろそろ違うことをやるタイミングなんだよ。そうじゃないと、ぼくがギターを弾けなくなっちゃうからね。ぼくはまず、そっちをやらなきゃならないんだ」
さらに、今後の活動から自身とジェフ・ベックの違い、ギタリスト哲学やリフ作りについても語った最新インタヴューとなっている。
『ロッキング・オン』1月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143417