【最終回は22日(金)】ドラマ『コウノドリ』を名セリフと共に全話振り返り

今週12月22日(金)、いよいよ最終回となるTBS系ドラマ『コウノドリ』第11話が放送されます。


妊婦たちのリアリティに迫り、そして妊婦たちに寄り添い葛藤しながら成長していく医師たちの姿を描いてきたこのドラマ。先週放送された第10話の最後は、四宮先生(星野源)が父の訃報を受けて鴻鳥先生(綾野剛)に「ペルソナのこと、頼むぞ」と告げて病院を去るシーンで幕を閉じました。

rockinon.comでは毎週、『コウノドリ』の番組レビューを掲載してきましたが、ここでは最終回を前に、今までの印象的なセリフ&レビューと共にドラマを振り返っていきたいと思います。


【第1話】

「『手伝う』じゃないだろ、あんたの子供だよ」(四宮春樹)

これから子供が生まれてくるというのに全く自覚が足りない様子の父親(演じていたのはナオト・インティライミ)に向かって。

『コウノドリ』が帰ってきた! 相次ぐ緊急事態に綾野剛&星野源ら大活躍の第1話をレポ
2015年にTBS系にて放送された綾野剛主演のドラマ『コウノドリ』。2年ぶりとなる続編が10月13日にスタートした。 前回に続き、本作の舞台となるのはハイリスクな出産や妊娠を扱うペルソナ総合医療センター。そこで働く産婦人科医、鴻鳥サクラ(綾野剛)を中心に、産科医の四宮春樹(星野源)や下屋加江…
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【第2話】

「俺は、子供を産んでもらうために佐和子と結婚したんじゃない」(久保慎吾)

妻の佐和子(土村芳)が「離婚してもいいよ。私の命が助かっても、もう子供産めないし」と言った事に対し、夫が力強く返した一言。

綾野剛と星野源が真っ向から対立! 名言&救いが降り注いだ『コウノドリ』第2話をレポ
妊娠中に子宮頸部腺がんを患っていることが発覚したら、母親はどんな決断をするのか――TBS系ドラマ『コウノドリ』第2話は、共にウェディングプランナーとして働く久保佐和子・慎吾夫妻を中心に物語を展開。妊娠中はがんの治療ができないため、まずは妊娠を継続するか/しないかの選択を迫られるという酷な現実を突き…
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【第3話】

「今あなたに必要なのは専門医の助けです」(四宮春樹)

この言葉が「子供をかわいいと思えない自分は母親失格だ」と不安に思っていた彩加(高橋メアリージュン)を救った。

星野源が追い込まれた「産後うつ」の母親に手を差し伸べる!『コウノドリ』第3話をレポ
TBS系ドラマ『コウノドリ』、第3話は派手なファッションが目を引く山崎麗子(川栄李奈)と友和(喜矢武豊/ゴールデンボンバー)夫妻が登場。鴻鳥サクラ(綾野剛)や四宮春樹(星野源)らが勤務するペルソナ総合医療センターの産婦人科を受診し、麗子は心臓病を患っているため無痛分娩で出産することを勧められる。素…
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【第4話】

「赤ちゃんにとっても美奈ちゃんにとっても秋野さんが世界一のお母さんなんです」(鴻鳥サクラ)

トーラックというリスクの高い出産方法に挑戦したが、緊急帝王切開することになった蓮(安めぐみ)の出産時にかけた言葉。

鴻鳥先生の優しさを四宮先生が批判! 自然分娩にこだわる母親が登場。『コウノドリ』第4話レポ
TBS系ドラマ『コウノドリ』第4話はトーラックというリスクの高い出産方法に挑戦したい妊婦、秋野蓮(安めぐみ)がペルソナ総合医療センターを訪れる。蓮は長女(美奈)に時々、辛く当たってしまうのは帝王切開で産んだからではないか、陣痛を味わって産道を通して産んだ方が愛情が湧くのではないか、と考えている。そ…
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【第5話】

「あかり、おめでとう ママ、ありがとう」

瑞希(篠原ゆき子)の夫が出産祝いに作った大きなケーキに書かれていた。

切迫早産で入院した妊婦たちの明暗。声なき出産に涙が止まらない。ドラマ『コウノドリ』第5話をレポ
TBS系ドラマ『コウノドリ』、第5話は妊娠27週の切迫早産で緊急入院を余儀なくされた西山瑞希(篠原ゆき子)が登場。早産になる可能性があるので、赤ちゃんが1日でも長くお腹の中で過ごせるように病院で安静に過ごしましょう、と担当医の鴻鳥サクラ(綾野剛)が説明。同じく切迫早産で入院中の七村ひかる(矢沢心)…
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【第6話】

「やっぱり私、産科に帰りたいです」(下屋加江)

BABYのコンサートに出かけた下屋。ピアノの演奏を聴き、泣きながらこの答えを出した。

下屋先生(松岡茉優)が直面した産科医にとって一番つらい出来事。そこで下した決断とは?ドラマ『コウノドリ』第6話レポート
TBS系ドラマ『コウノドリ』、第6話は産科医である下屋加江(松岡茉優)が、ピンチヒッターでこはる産婦人科医に当直勤務した際に、神谷カエ(福田麻由子)という名前も年齢も同じ妊婦と出会うところから始まった。妊娠34週の切迫早産で、その病院唯一の入院患者である彼女は、下屋が病室を訪ねると「いつまで入院し…
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【第7話】

「小松留美子、ただいま帰還しました!」(小松留美子)

子宮内膜症による子宮腺筋症、卵巣チョコレート嚢胞と診断され、悩んだ末に子宮の摘出手術したが、彼女らしく明るく職場に戻ったシーン。

産めない体になっても、ひとりじゃない――助産師・小松(吉田羊)を仲間が救う。ドラマ『コウノドリ』第7話レポ
TBS系ドラマ『コウノドリ』、第7話は助産師の小松留美子(吉田羊)が腹痛で倒れ、産科医の鴻鳥サクラ(綾野剛)や四宮春樹(星野源)に心配されて検査を受けた。結果は子宮内膜症による子宮腺筋症、卵巣チョコレート嚢胞で将来的に卵巣がんになる可能性もある。「こんな状態で仕事してたなんて……」と鴻鳥先生は心を…
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【第8話】

「赤ちゃんにつながれているたくさんの管は赤ちゃんが今、一生懸命にがんばっている証です/頑張り屋さんの赤ちゃんを誇りに思ってください」(鴻鳥サクラ)

「健康で元気な赤ちゃんが産めなかったのは私が悪いんですよね?」と自分を責める母親にこう言って励ました。

四宮先生(星野源)の父親が倒れ、白川先生(坂口健太郎)はまさかの医療ミス!?『コウノドリ』第8話レポート
TBS系ドラマ『コウノドリ』、第8話。四宮先生(星野源)は父親が倒れたという妹(相楽樹)からの電話を受けて、石川県の能登にある実家に帰った。町で唯一の産科医である四宮の父は、何事もなかったように診察を続けていたが、院長から父がステージⅣの肺がんであることを聞かされる。「働きながら治療するなんて無理…
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【第9話】

「生きている限り明日はやってくる
悲しみが繰り返されてしまう時がある
悔しさが繰り返されてしまう時もある
それでも気付いて欲しい
今ある道を進むことで光が見える」(鴻鳥サクラ)


鴻鳥先生の印象的なナレーション。

鴻鳥先生(綾野剛)は流産の妊婦と、四宮先生(星野源)は父の患者と向き合う。『コウノドリ』第9話レポ
TBS系ドラマ『コウノドリ』第9話は、過去に2回の流産経験を持つ妊婦・篠原沙月(野波麻帆)が鴻鳥先生(綾野剛)のもとに検診に訪れた。3度目の妊娠も残念ながら「心拍が感じられない」と流産の手術を受けることに。3年前に初めての妊娠と流産を経験した時の母子手帳をいまだに捨てられない沙月は、度重なる流産に…
鴻鳥先生(綾野剛)は流産の妊婦と、四宮先生(星野源)は父の患者と向き合う。『コウノドリ』第9話レポ

【第10話】

「ご家族が幸せになるための選択だと、そう自分に言い聞かせてる。でもさ、僕は赤ちゃんが好きだから」(鴻鳥サクラ)


人工死産の手術後、苦しそうな表情の鴻鳥先生に四宮先生が飲み物を渡すと、泣きそうな表情でこう言った。

鴻鳥先生(綾野剛)が出生前診断に対し「産科医としての信念」を語る――『コウノドリ』第10話レポ
TBS系ドラマ『コウノドリ』、第10話は、出生前診断を受けた2組の夫婦が登場した。妊婦である高山透子(初音映莉子)と夫の光弘(石田卓也)は母体の血液を調べることで染色体異常を調べることが出来るNITP(新型出生前診断)を受け、郵送されてきた診断書の「陽性」の文字に目が留まる。ペルソナ総合医療センタ…
鴻鳥先生(綾野剛)が出生前診断に対し「産科医としての信念」を語る――『コウノドリ』第10話レポ

最終回は一体どうなるのでしょうか。
rockinon.comでは最後まで『コウノドリ』を追いかけます! 次回のレビューもお楽しみに。

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