さいたまスーパーアリーナでバンプがライブをやるのは約10年ぶり、というのもあってより強く感じたのだがBUMP OF CHICKENの楽曲は、過去を「過ぎ去って消えてしまったもの」ではなく「過ぎ去ったのに消えずに輝くもの」だと気付かせてくれる力を持っている。
ツアー「PATHFINDER」のライブを観るのは今日が2度目だったが、今回のツアーはその力をより強く感じる。
たとえば10年前も鳴らされた曲も、10年前はまだ生まれていなかった曲も手を繋いで、「時間」を超えて変わらずに輝き続ける確かなものがあることを伝えてくれていると感じる。
初めてバンプのライブを観た人にも、今、この瞬間に心の中に生まれたものが、「時間」を超えて変わらずに輝き続ける確かなものだということを伝えていた。
今日もライブの後も生きているように光るPIXMOBを見ながら、そんなことを思った。(古河晋)
たまアリでバンプの「時間」を超える力について思った
2018.02.10 21:55