2016年の『ノット・ザ・アクチュアル・イベンツ』、2017年の『アッド・ヴァイオレンス』に続く3部作の最終作『バッド・ウィッチ』のリリースを控えるナイン・インチ・ネイルズがメキシコのメディア「WARP」のインタビューに答え、トランプ米大統領に対する自身の考えを明らかにしている。
「WARP」の記事をもとに「Consequence Of Sound」が報じたところによると、インタビュアーから「アメリカ人として、現在の政治的状況とドナルド・トランプが国の舵取りをしているということを鑑みて、どう感じていますか?」と聞かたトレント・レズナーは以下のように答えたという。
まず始めに、アメリカ国民として、俺たちが完全な愚か者を選んだことをファッキン恥ずかしく思うね。俺たちは、世界で一番元気がない国かもね。だって、多くのアメリカ人はこの状況に嫌気がさしてるし。
俺は、奴が大統領ではなくなる瞬間が待ち遠しいよ。それに俺の人生で初めて、アメリカという国自体が存在する意味を見失って、「それで、どうする?」って聞かれてるような気がするよ。
それって恥ずかしいだろ? 戦争でも始めるわけ? 俺は、これはすごく危険だと思うし、アメリカがソーシャルネットワークとかくだらない製品を消費することに身を捧げてる国だって事実をひどく反映してると思うんだよ。
6月22日にリリースされる『Bad Witch』のトラックリストは以下。
1. Shit Mirror
2. Ahead of Ourselves
3. Play the Goddamned Part
4. God Break Down the Door
5. I’m Not From This World
6. Over and out
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