ミューズが語った新AL『シミュレーション・セオリー』に込めた強い想いとは? 「誰かがギター・ミュージックを進化させなければならない」

ミューズが語った新AL『シミュレーション・セオリー』に込めた強い想いとは? 「誰かがギター・ミュージックを進化させなければならない」 - 『rockin'on』2019年1月号 より『rockin'on』2019年1月号 より

9月に通算8枚目となるニュー・アルバム『シミュレーション・セオリー』をリリースしたミューズ

『ロッキング・オン』2019年1月号では、同アルバムについて、マシュー・ベラミー、クリス・ウォルステンホルム、ドミニク・ハワードの3人にそれぞれ訊いた個別インタビューの模様を掲載している。

最近では、イギリスやアメリカを中心に世界の音楽シーンでポップやR&Bが主流となっており、「ギター・ロック」そのものが「アンクールなもの」とされている風潮もある。

そんなシーンの波を感じ取りつつも、アルバム収録曲“Blockades”などではマシューがギター・ソロを気持ちよさそうに弾いているが、今、あえてギター・ソロを弾く理由についてマシューは以下のように語っている。

まぁ、アルバム全体では前作よりギターの割合は減ってるけど、一方で、ギターをフィーチャーした数曲ではとことん強調することにした。ギターは曲や使い方によっては今でもマジでクールなものになりえると思ってるからね。

だからといって、ギターを全ての曲に使うのもいいことだとは思ってない。という考えから、ギターをフィーチャーする曲では徹底的にギターが突出した「重要な瞬間」になるように心掛けたんだ。


エレクトロニカやファンク、ヒップホップ調のナンバーなど、従来のミューズのギター・ロックのセオリーから大胆に逸脱した曲が多数収められている同アルバムについて、これが意図したものなのか、と尋ねられたドミニクは以下のように答えた。

ある意味そうだね。僕達のバンドには、周期があるように思う。究極的には、ミューズのDNAはロック・バンドなんだ。

僕達がライブでパフォーマンスする時は、ベースとドラムとギターでロックを鳴り響かせてる。ステージ上では、これからもその部分は変わらないよ。でも、レコーディングをする時は、僕達がやることの全てが拡大されるんだ。それで、どうやるかに関してライブとは違う考え方が必要になる。

前作は、非常にライブ的なロック・サウンドのアルバムだった。そして新作は、前作に対するリアクションのような感じになってる。スタンダードなロック・アルバムは作りたくなかったんだ。サウンドや質感やインストゥルメンタル面で、このバンドの境界を広げた幅広い作品にしたかった。今回の僕達は、より実験的になることにオープンになったんだと思う。


また、多彩な楽曲が揃った同アルバムについて「まったく何の制約も感じないで作った初めての作品」と語るクリスは、アルバム制作のことを踏まえ、ギター・ミュージックの今後について、以下のように答えている。

(中略)最初から最後まですごく実験的でクリエイティブな作り方だったと思うよ。もちろん依然としてギターもふんだんに使ってるしこれまでとまったく違うわけではないけど、ただ少し前に進もうとしたんだよ。

多くの人が、ロック・ミュージックは死んだ、ギター・ミュージックは死んだ、ということを語っていて、僕は必ずしもそれに同意するわけではないけど、誰かがギター・ミュージックを進化させなければならないっていう意見には賛成なんだ。

ギター・ミュージックが少し古くさくなっているということも確かで、でもそこで新しいことをやっていけば依然として今日的なものであり続けることができると思うし、たぶん僕らはそういうことをやろうとしたんだと思う。ギター・バンドであり続けながら新しいことをやってみようというさ。


各インタビューではその他、ドミニクは2019年でデビュー作『ショウビズ』のリリースから20周を迎えるあたっての心境を、クリスは来年から始まる同アルバムを引っさげたワールド・ツアーの構想、そしてマシューはそのツアーの一貫として行われるであろう気になる来日公演についても語っている。

3人が明かす、ミューズ史上最もカラフルなアルバムに込められた想いとは?
それぞれのインタビューの全容は、ぜひ『ロッキング・オン』1月号をチェックしてほしい。



ミューズのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載中です。
ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

ミューズが語った新AL『シミュレーション・セオリー』に込めた強い想いとは? 「誰かがギター・ミュージックを進化させなければならない」 - 『rockin'on』2019年1月号『rockin'on』2019年1月号
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