ブライアン・メイが、新型コロナウイルスの影響でクイーンが二度とツアーできない可能性について語っている。
もともと、クイーン+アダム・ランバートは2020年夏にアリーナ・ツアーを開催する予定だったが、パンデミックの影響で2021年に日程が変更された後、さらに2022年の春夏に延期されている。
「Daily Star」のインタビューを報じた「THE LIST」によると、ブライアンはツアーが二度と実現しない可能性を心しておくべきだと語った。
「現時点で状況は良くなさそうだ。難しいね。私たちが開催したアリーナ・ツアーは素晴らしかったが、二度とツアーできない可能性もある。みんな、その可能性に向き合わなくてはいけない。このウイルスは非常に狡猾で、私たちが身を守るよりも早く進化するからね」
最近は、コロナ禍で多くのバンドがライブ配信でコンサートを開催しているが、その点についてブライアンは、「クイーンの場合は難しいかもしれない」とも述べている。
「クイーンのバーチャル・コンサートをできるとは思うが、おそらく他のバンドよりも難しいんじゃないかな。クイーンは、(ファンと)お互いに深く共鳴し合うからね」
ブライアンは、観客の目の前で演奏できないステージでは、同じようなコンサートにはならないとコメントし、延期されたアリーナ・ツアーが実現することを願っているとも付け加えていた。
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