マリリン・マンソンが、5月末に発付された暴行罪の逮捕状に対して自首すると報じられている。
2019年8月に、米ニューハンプシャー州のBank of New Hampshire Pavilionで開催されたコンサートで、マリリンがビデオグラファーの女性に何度も唾を吐くなどの暴行を加えた罪で、5月末に同州ギルフォード警察署がマリリンに対して逮捕状を発付していた。
「Consequence Of Sound」によると、マリリンは事前に決められた日にロサンゼルス警察署に自首することで、警察と合意したという。その後に事件に関する記録の作成・保釈手続きが行われ、マリリンは8月にニューハンプシャーの裁判所に出廷が命じられるのではないかと見られている。
マリリンの代理人は、この告発と逮捕状の発付について声明を出している。
「マリリン・マンソンのコンサートに参加したことがある人なら誰でも、マリリンがステージ、特にカメラの前で挑発的でいるのを好むことは知っています。少量の唾が周囲の人の腕に飛び散った後、我々は会場のビデオグラファーから3万5000ドル(約387万円)以上の支払い要求を受け、この軽犯罪が告発されました。我々は損害賠償の証拠を求めましたが、返事は受け取っていません」
しかし、ギルフォード警察の署長は、原告の女性が賠償金を請求したという弁護士の主張は誤りだと反論し、ビデオグラファーから暴行の報告を受けた際に作成した報告書を裁判所に提出すると述べていたそうだ。
なお、今回の逮捕状発付は、マリリンが元恋人で女優のエヴァン・レイチェル・ウッドをはじめとする、5人の女性から虐待を告発された件とは無関係だ。
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