エアロスミスのスティーヴン・タイラーが鎮痛剤中毒の治療のためリハビリ・センターに入ったことが分かった。
8月にサウスダコタのステージから転落して以来、バンドの他のメンバーたちと疎遠な仲になっていることが明らかになったスティーヴン・タイラー。だがこのたび彼が出した声明によれば、うまくリハビリを終えて早くバンドに戻りたいという。
「家族と医療専門家チームの助けを借り、責任を持って自分の痛みに対処して、一刻も早くステージとレコーディング・スタジオに戻りたい。バンドメイトのジョー・ペリー、ジョーイ・クレイマー、トム・ハミルトン、ブラッド・ウィットフォードと一緒に」と声明には書かれている。
スティーヴン・タイラーの主治医、ブライアン・マケオン医師は彼の状態についてこう語っている。
「この10年の間、スティーヴン・タイラーは整形外科的な損傷を負っており、慢性的な重度の痛みに悩まされ、膝と下肢の再手術を要する状態にある」と彼は言う。「痛みを抑えることと中毒を避けることのバランスをとるのは微妙で困難な問題だ。厳しいツアーを耐え抜こうとする彼の勇気は尊敬に値するよ」
また、娘で女優のリヴ・タイラーも声明を出し、父親をサポートする姿勢を表明している。「彼は勇敢な人よ。私たちは彼を愛しているし、彼が周囲からの助けを得て、彼自身のためだけではなく、家族や友人、ファンたちのためにも自分の痛みに取り組もうとしていることを誇りに思う」
スティーヴン・タイラー、リハビリ・センターに入所
2009.12.25 10:07