ガンズ・アンド・ローゼズの80年代のツアー用乾燥機がオークションに出品

ガンズ・アンド・ローゼズの80年代のツアー用乾燥機がオークションに出品 - ガンズ・アンド・ローゼズ 最新作『チャイニーズ・デモクラシー』ガンズ・アンド・ローゼズ 最新作『チャイニーズ・デモクラシー』

ガンズ・アンド・ローゼズが80年代に使っていたという乾燥機がオークションに出品されているとか。

出品しているのは現在のガンズのツアー・スタッフで、商品はケンモアというブランドのW-10型でツアー移動時のフライト・ケースもついてネット・オークションのイーベイに出品されているとエンタメ・サイトのAVクラブが伝えている。出品時の価格は99ドル(約7900円)で、重量は111キロもあるとか。

ガンズのロゴも入った商品の説明欄では次のように説明されている。「新しいものの保存スペースを確保するため、ガンズ・アンド・ローゼズのツアー・スタッフが先日倉庫の整理を行い、もう必要のない機材や舞台装置などを処分することになりました」。

「この先数週間にわたって、アンプやキーボード、ラックや足場用の機材、ギター・エフェクト類、ペダル・ボード類、舞台道具、大道具、バックドロップ、ツアー用ケースなどの商品を出品していきます」

その一方で先月、EU圏のユーロミリオンズ宝くじに当選し、1億4800万ユーロ(約140億円)もの賞金を当てたエイドリアン・ベイフォードは、その当選金の一部を使ってぜひガンズのオリジナル・ラインナップの再結成を実現させたいと明らかにしている。

普段はイギリスのサフォーク州ハヴァーヒルで音楽店を経営する41歳のベイフォードは『ザ・サン』紙の取材に応えて、ガンズのオリジナル・ラインナップを復活したところを目撃するのが夢だと語っていて、そのためになら今回獲得した賞金の一部を喜んで使いたいとも次のように明らかにしている。

「ガンズ・アンド・ローゼズを再結成させるしかないかな。ちなみにオリジナル・ラインナップのことを言ってるんだけど。俺はものすごいファンなんだよ」

ガンズのオリジナル・ラインナップとは1987年のファースト『アペタイト・フォー・ディストラクション』をレコーディングした顔触れを指すが、その後90年にドラムのスティーヴン・アドラーがクビになり、その翌年にはギターのイジー・ストラドリンが脱退。5年後にはスラッシュが脱退し、97年にはベースのダフ・マッケイガンが脱退している。

その後、イジーとダフはそれぞれに現在のラインナップのガンズとの共演を果たしているが、スラッシュはここ20年近くアクセル・ローズと演奏を共にしたことがない。

なお、先月、やはりイーベイに出品された、カート・コバーンがキッスの絵の落書きをした廃車同然のメルヴィンズのツアー・ヴァンは2万4701ドル(約191万円)で落札された。

ガンズのツアー乾燥機のオークションはこちらから→
http://www.ebay.com/itm/280956567035

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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