7月7日(金)発売のCUTの姉妹誌「H」表紙巻頭特集は「俺たちの『銀魂』」。
銀さん&小栗銀さんのスペシャルコラボ表紙がこちらです!!
どうですか!!
めちゃくちゃ、かっこよくないですか!!
こうしてマンガの銀さんと小栗銀さんを横に並べてみると、改めてふたりのシンクロ度合いに驚きます……。
実写化が発表された時に銀さんがマンガの中で「(小栗旬は)足の長さ的には合格」みたいなことを言ってましたが、まさか、ほんとに足の長さも同じとは。笑
おかげさまで、堂々としたかっこいい表紙が作れたと思っています!!
(ちなみに銀さんのイラストは、これまでに空知先生が描かれたたくさんのイラストの中からこの表紙に合うものを選ばせて頂いたのですが、
個人的に『銀魂』の歴史の中で一番好きなイラストでもあります。私も!と言う人も結構いてくださるんじゃないかと思います。笑)
そしてそして、発売発表時には「全40P超」とお伝えしていたこの企画、
やはり最終的に収まらず、全42Pの大特集となりました。
その詳細な内容は、以下の通りです!
銀さん&小栗銀さん、スペシャルコラボ表紙!
独占!キャスト全員集合フォト!
原作者・空知英秋インタビュー!
『銀魂』8代目担当編集さんインタビュー!
万事屋(小栗旬×菅田将暉×橋本環奈)インタビュー&独占フォト!
監督・福田雄一インタビュー!
キャスト14名アンケート!
『銀魂』に輝く名(迷?)ゼリフ100本斬り!
dTVオリジナルドラマ『銀魂 -ミツバ篇-』より、柳楽優弥×吉沢亮スペシャル対談!
dTVオリジナルドラマ『銀魂 -ミツバ篇-』スペシャル裏表紙!
とにかくやれるだけ、魂込めて、作らせていただきました。
ぜひ多くの人に手にとっていただきたいです。
発売日は7月7日。
最後に、特集の冒頭に書いた文を載せておきます。
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「そいつは 侍というにはあまりに荒々しく しかしチンピラというにはあまりに… まっすぐな目をした男だった」。
これは、『銀魂』の第一訓で、主人公・坂田銀時を評した志村新八のセリフです。そしてこの第一訓は、「ひどくわかり辛いですが それは鈍く…
確かに光っているように思うのです 今しばらく 傍らでその光…
眺めてみようと思います」と結ばれます。これらはあくまで新八の言葉ではありますが、私たち読者の『銀魂』という作品への目線も、最初はこれと同じだったんじゃないかという気がします。
作者の空知英秋いわく「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」であるこのマンガは、そのなんでもありな設定の中で、マンガの常識も世の中のタブーも蹴倒しながら、決して王道とは言えない道を突き進んできました。連載当初、多くの読者は「このマンガ、どうなるんだ?」なんて思いながらその様子を見守っていたはずですが、それから約14年、私たちは片時も『銀魂』から目を離せないまま、気づいたらここまで来てしまいました。
では、そんなふうにして始まった『銀魂』が、いつしか私たちの中で大きな存在となっていったのはなぜか。それは、『銀魂』という作品が、「なんでもあり」の裏側に何にも揺るがない武士道を持ったマンガだったからにほかなりません。キャラクターたちのぶっ飛んだ行動や発言に腹を抱えて笑いながらも、彼らが自身の信じる武士道を護るために戦う姿に涙する。そう、『銀魂』は、どんなにバカをやっても自分を貫く魂を持つことの大切さを、私たちに教えてくれるのです。
そんな『銀魂』のソウルは次々と伝播し、7月14日、ついに実写映画『銀魂』が公開となります。マンガの実写化はあれこれ言われるのが常ですが、監督・福田雄一、主演・小栗旬をはじめとした製作陣はみな、私たちと同じように原作を愛し、そのソウルを受け取った紛れもない「現代の侍」たち。原作と多少違うところがあったって、彼らが自分の武士道を全身全霊でこの作品にぶつけた以上、これは紛れもなく『銀魂』なのです。
今回の表紙巻頭特集のタイトルは、「俺たちの『銀魂』」です。原作者・空知先生への貴重なインタビューから読み解く、空知先生自身の『銀魂』。実写映画のキャスト・スタッフの言葉から読み解く彼らひとりひとりの『銀魂』。そして作中の名ゼリフを集めたコラムから読み解く、我々編集部が思う『銀魂』。いろんな、「俺たちの『銀魂』」を詰め込んだこの特集で、あなたにとっての『銀魂』をまた、見つけてくれたら嬉しいです。(安田季那子)
『銀魂』大特集の「H」、表紙と内容はこれだァァァ!!!
2017.06.30 12:53