内山昂輝の音楽愛が爆発! 『takt op.Destiny』が奏でる現代性から、くるりなど自身のルーツまで。CUTでたっぷり語っています

内山昂輝の音楽愛が爆発! 『takt op.Destiny』が奏でる現代性から、くるりなど自身のルーツまで。CUTでたっぷり語っています

発売中のCUT11月号では、放送中のアニメ『takt op.Destiny』で主人公・朝雛タクト役を務める内山昂輝さんのインタビューを敢行しました! クラシック音楽をモチーフに、アニメ・ゲームと展開される『takt op.』プロジェクト。内山さんには、本作の世界観が孕む現代性や、題材となっている「音楽」についてなど、幅広くお話をお伺いしています。

人の奏でる「旋律」に惹かれた異形の怪物・D2が大地を蹂躙し、やがて、D2を呼び寄せる音楽そのものが禁忌とされてしまった――というのが、『takt op.』の世界観。コロナ禍でエンタメが制限される今の世の中にもどこか通ずるこの設定について話を聞くと、次のように語ってくれました。

「異形の怪物D2がやって来てしまうから音楽が禁止されている」という世界の中で、久々に音楽を聞いて人々が感動する描写もあるんですけど……平時だったらどれくらい伝わっていたのかはわからないけど、今となっては説得力がありますよね。(中略)期せずして、SFやファンタジーのような世界が現実とリンクして、そもそもの設定がよりリアルになった気がします。現代性を帯びてしまったというか。(中略)こういうフィクションの想像力って、現実世界がどうなるかという思考実験でもあるよなと改めて思いました

また、本作で重要な要素のひとつになっているのが「音楽」。内山さんの音楽体験について話を聞くと、「記憶の扉が開いちゃいました(笑)」と、音楽に深くハマっていた高校生、大学生の頃の思い出と音楽愛が爆発!(笑)。

高校生のとき、通学時間が長かったことで、ポッドキャストと音楽に同時にハマったんです。最初にハマったのは、くるりかなあ。(中略)そこからいろんな音楽を掘っていって、90年代後半デビュー組、SUPERCARとか椎名林檎とかナンバーガールとか、さらにサニーデイ・サービスとか、ガンガン掘っていってました。大学生になってからはジム・オルークとかトクマルシューゴも好きになって。あとは『オール・タイム・ベスト・100』みたいなのを読んで、ビートルズを1枚ずつ借りて聴いたり。今思うとだるい作業ですね、サブスクがなかったから(笑)

ちなみに最近の内山さんは音響機器沼にハマりつつあり、機材を存分に活かすためにもクラシックに興味を持ちたいと思っているそうです(笑)。『takt op.Destiny』についての深いお話から大好きな音楽についてまで、内山さんの人柄がたっぷり詰まったインタビューはぜひ本誌でお楽しみください!(安田季那子)

CUT11月号は現在以下にて購入可能です。

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