せっせと作業を進めているCUT４月号。
今月も、浅野いにお先生から『おざなり君』の原稿をいただいてきた。

浅野いにお作品、と一口に言ってもいろいろあるが、『おざなり君』は実はとても彼らしい作品だと思う。
内容はわかりやすくブラックだけど、なんというか、ちゃんと右往左往している、というか。
彼の代表作たる『おやすみプンプン』と相通ずるテーマの、一方の極が発露したかたちだと個人的には思ってます。

で、何を書こうとしたかって、『おざなり君』はいよいよクライマックスが近いのだ。


今作っている号を含めて、残すところあと２回。
ラストのネームも読ませてもらったけれど、かなり斬新。でも、もちろん、いい。

浅野いにおファンはもちろん、そうでない人もぜひ。
こういうマンガもあるんだ、という出会いになると思います。（小柳）