きゃりーがどこまでもオリジナルである理由

きゃりーがどこまでもオリジナルである理由

きゃりーぱみゅぱみゅのニューシングル『にんじゃりばんばん』のカップリングには「unite unite」という、アディダスとのコラボレーションでもお馴染みの楽曲が入っている。

ディズニーランドばりの眩いキャッチーさとカラフルさをパワフルに貫いた今日のZepp Tokyoのライブのアンコール1曲目で彼女は、この曲を初めて披露した。

きゃりーがあそこまで徹底的に自分の大好きなものを世の中にむけてとめどなく発信できるエネルギーの源には、本当はコンプレックスがある。
そんなエンターテイナーとしての彼女の核心の部分を中田ヤスタカ(capsule)は、この曲でありのまま書いた。
今のきゃりーのライブがとことんポップに振り切れていることと、この曲を彼女が手に入れたことは大きく関係している気がする。

表題曲「にんじゃりばんばん」の強烈さの陰に隠れている曲のようにも思えたが、彼女の口から曲紹介がされると大きな歓声が起こった。
きゃりーの表現者としての切実さは、ちゃんと観客にメッセージとして届いているのだ。(古河)
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