宣伝コピーの話

宣伝コピーの話

そのへんの中華料理屋とか、居酒屋とかで、看板やノボリに、
「味自慢」とか「味の店」とか書いてある店。
あれ、ヘンだよなあ。と、昔から思っていた。

食い物屋で「味自慢」とか「味の店」って。
あたりまえというか、わざわざ外に向かって言うことか? と。
じゃあ何か?「ドンブリ自慢」とか「内装の店」とかもあるのか?
ないでしょ。という話です。
まあ、あれって、そのお店がオーダーして「味自慢」とか
染めてるんじゃなくて、ハナからそう書かれた既製品の看板とかを
買っているんだろう、とは思いますが。

CDに置き換えてみる。
帯にでっかく「曲自慢」。
もしくは「音のCD」。
どうでしょう。
「なんなんだそれ」って思うでしょう。

待てよ。いっそのこと、もっと振り切って、
ラーメン屋で、「ラーメン自慢」とか、
寿司屋で「寿司の店」というのはどうだ。
そこまでいくと、ストレートすぎるあまり、
別の意味が出てくるというか、
「なんかありそう」って感じが漂ってこないだろうか。

またミュージシャンに置き換える。
たとえば、奥田民生のCDの帯に「ロック自慢」。
おお。なんだかわからないけど、なんかすごそうだ。

Ken Yokoyamaの帯に「パンクのCD」。
Dragon Ashの帯に「ミクスチャー自慢」。
ライムスターの帯に「ヒップホップCD」。
9mmの帯に「爆音自慢」。

もういいですか。もういいですね。はい。
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